映画館で映画を観た、ってのは、
いつぶりやろかと思い返すけど、
まったく記憶が甦ってくれなくて、
今も、いつぶりかが分からない。
学生の頃は、バイト先の常連が
関係者の方であったのもあって
いろんなチケットをいただいては
いろいろと観に行ってたけれど、
小説を読んだ後に映画を観ると
ガッカリすることが最近は多くて
映画を観る機会がかなり減った。
記念日、嫁リクエストにて映画へ。
自分も少し興味を持ってた映画で
(映画観るまで、小説は読まない。)
そう決めてた。公開が終わりそうな
そんなギリギリな時期やったけど、
なんとか間に合って、それを観た。
是枝監督作品「そして父になる」
カンヌで審査員賞受賞などなど、
なにかと話題の作品だったので、
過度に期待せず、期待をしてた。
評論は専門家さんに任せるとして
そして、自分の感想は置いといて、
作品を仕上げる、っていうことは、
本当にスゴイことや、と実感した。
仕上げるっていうことは、とても
分かりやすい区切りではあるから、
そういうのに、憧れを持っている。
今の自分の仕事も、区切りがない
ってわけではないけども、なんか
区切りというか、リセットであって、
そのリセットも、完全にゼロにする
っていうものでなく、続いてくもの。
今の仕事を続けていくのであれば。
なんか、そういう感じがする。
ネガではなくて、ただの感想。
1日は時間で区切られてるから
何もしなくても、始まって終わる。
仕事も、期限付きの目標で区分け
されてるから、そういう意味では、
時間で区切られてるんやろうけど、
本来は、そういうものではなくて、
一つ一つを全うして、終えるもの。
けど、生産性を高くしてくことで、
よりよい円滑な流れを作れるから、
時間、期限を意識させ動いていく。
っていうことは、
巨匠の映画監督であっても一緒か。
予算や納期は決められて、でもって、
期待に応えられなかったら非難され、
さらには、その機会を奪われるはず。
ってことは、作品を仕上げていく
って区切りも、ある意味、妄想で、
みんな、エンドレスなんやろと思う。
自ら終止符を打つ、ことがなければ。
映画の感想から、かけ離れたけど、
どんな仕事も、「お金をいただく」
っていうことは本当に素晴らしくて
自分もそれに値する仕事をしたい。
いろんなプラスマイナスが交互に
ずっと続いてくことになったとしても。
って思った。
この「そして父になる」は、
2つの家族が描かれてる。
観た人なら分かるんやけれど、
自分の価値観は、福山雅治が
演じていた主人公にとても近い。
ビジュアルや雰囲気が近いのでなく
あくまで価値観。それは共感できた。
その人が父になる、ってわけやけど、
なんか自分が指摘されてる気がした。
気のせいだと思うけど、気になる。
自分の父親の凄さを、改めて実感。
ほんま、感謝しないかんと思った。