「魂」の話 | lyd

lyd

「Live Your Dreams」⇒『夢に生きよう』

あんまりサッカーに詳しくない自分でさえ、

強烈に覚えてる退団セレモニーがある。


次年度のチームの若返り方針に合致しない、

ということで、所属しているチームから突然、

解雇通告をされた、サッカー元日本代表。

元、横浜F・マリノス、松田直樹選手。


2010年12月4日。


退団セレモニーで、大勢のファンの前で

マイクを持ち、まっすぐ前見て、話し出す。


「俺、マジで、サッカーが好きなんですよ。

 マジでもっとサッカーやりたい。

 これからも続けさせて下さい。」


解雇される自分、でも、サッカーを愛する自分。

支えてくれたファンに対して、これから、どこかの

チームでプレーさせてもらいたい、と宣言する、

人としての情の深さ。感動したことを覚えてる。


この最終戦での、退団セレモニーの宣言は、

ファンの大きな感動を呼び、数千人のファンが、

抗議の座り込みをしたことも記憶に新しい。


その後、自分で代理人をたて、次の場所を探す。

決定したのはJ1の下の下。JFLの松本山雅FC。

「それでいいのか」「松田は、そこまで落ちたか」

本当にいろいろな批判があったことを覚えてる。


『このチームをJ2に昇格させる』


その誓って戦いが始まる。なかなか勝てない日々。

自ら「正直、なめていた」と反省し、チームを鼓舞。


勢いづいた、その矢先。

2011年8月4日、急性心筋梗塞で亡くなった。


サッカー界に衝撃を与え、Jの試合で黙祷が捧げらた。

その後、松本山雅は不調となり、J2昇格が危ぶまれる。

しかし、怒涛の勢いで、シーズン後半に盛り返してく。

神がかり的な躍進。「マツと共に」と掲げられた横断幕。

「魂」「心」。そういった不思議な力があったんやろな。


そして、2011年12月4日。


松本山雅FCは、J2昇格圏内である、

4位以内が確定。念願のJ2昇格が決定した。


くしくもこの日は、あの退団セレモニーから

ちょうど1年後、であり、松田選手の月命日。


こんな運命的なことがあるんや、って感動した。


で、昨日。


サッカーを詳しい人ならご存知の「天皇杯」。

J1のマリノスと、JFLの松本山雅が対戦。

天皇杯を知っている人なら分かると思うけど、

結果どうこうよりも、この対戦の実現自体が

運命的なものだな、と、勝手に感動していた。


「魂」みたいなものが本当にあって、

選手やファンや関わるすべての人に

そんな「魂」が宿っていて、それらが

力を倍増させていったのかもしれない。


正直、魂って、恥ずかしくて、なかなか言えん。

でも、心がつながっていくこと自体は、本当に

自分たちの力を何倍にもしてくれるかもしれん。


ここまできたら、精神論。

絶対になんとかできるはず。

心ひとつに、から、やっていけば、

きっと、越えられない壁はない。


ってことで、


松田選手の特集を見て、元気になったので、

明日からも、コツコツがんばっていこうと思う。