退職した部下から
突然、
手紙が届いた。
「昇格されたと聞きました!
おめでとうございます!
がんばってください!」
お世辞にも、
キレイと
言えない
走り書き。
小さな便箋2枚に、
いろんなことが、
書いてあった。
彼が
退職する、と、
なった時、
やはりショック
だった。
ボクは彼に、
何もしてやれなかった。
部下が退職するたび、
ボク自身が
学ぶことが多い。
それなのに、
何も与えて
やれなかったことを
悔やむ。
そんな彼から
突然の手紙。
正直、
予想もしなかったから、
虚を突かれた。
2枚の便箋と
お守り。
照れくさかったけど、
嬉しかった。
どうやら彼も
がんばっているようだ。
頑張って欲しいし、
ボクも
頑張らなきゃいけない。
その
「勝運」の
お守りを、
スーツの
内ポケットに入れて、
仕事をしている。
ボク等は、
勝ち続けて
いかなきゃいけない。
勝っているのか、
負けているのか、
これでいいのか、
ダメなのか、
みんな、
ダイジョウブか、
そうじゃないのか、
そんな不安に
潰されそうになる。
でも、
これでいい。
と、
思っているし、
みんな、
のびのび
しているんだったら、
それだけでいい。
と、思っている。
この「お守り」が
見守ってくれる。
もうちょい。
もうちょいなんよね。
もうすぐ
思い切り
走り出せそう、だ。