その会社は、あまり知られていない。
数々のCM・映画・ゲームなどの映像製作を行っているCG
プロダクション。アジアの中でも、その映像クオリティが注目
され、日本を代表する会社。
有名どこで言うと、CMなら、NOVAウサギやミスタードーナッツ
やコンタック咳止め。映画なら、リターナー。ゲームなら、鬼武者
などなど。テレビを見る人なら、ほぼ100%の確率で、その会社
の作品に触れているだろう。
その会社の名前は、白組。
本当に日本を代表するCGプロダクションで、先日、その会社の
プロデューサーの方とお会いしていた。ボクのとこの会社が白組
と提携している関係上、これからの方向性を話したり、製作秘話
を聞いたり、、、。参考になる話をたくさん聞かせていただいた。
そーいったこともあって、今日、映画を見た。
「ALWAYS 三丁目の夕日」
この映画のCGの全ては、白組が手がけている。その製作段階の
CGも見せて頂いていたので、1度見ておこう、と思ったんだな。
見た人もいると思うけど、この映画は、戦後から18年後の日本を
描いている。18年前後だと思う・・・。そんなに昔に生まれていない
ので、当時のことは知らない。簡単に言うと、3種の神器の時代。
テレビ・冷蔵庫・洗濯機。こういった電化製品が、一気に家庭に普及
した時代。その当時の模様を、人の温かさを、描いている。
当然、当時を再現しようと思えば、それなりの舞台製作が必要だが、
その再現のほとんどをCGで行っている。観てもらったら分かるけど、
「え、ここもそうなん?」と思う部分がCGで製作されてある。
製作段階のCG工程を見せてもらっているので、映画がドンドン進む
につれて、「あっ!あのシーンだ!」っていうのがけっこうあった。
そのシーンに出会う度、そのシーンの苦労を聞いていたので、かなり
胸の詰まる思いがしていた。関わるスタッフの熱い想いが、たくさん
詰まってできた映画。別にボクは関わっていないけど、その想いを
聞いていた分、感動はよりいっそう強くなった。
やっぱり、熱い想いが集合しているもの、ってのは、すごくキモチが
いい。どんな映画でも歌でもドラマでも、例えば、車や服やパスタで
も、それに関わっている人は、熱い想いをもって、シゴトに取り組ん
でいるんだろうな。ま、そーでない現場もあるんだろうけど、たくさん
の人に感動を与えているものの現場は、きっと、熱い想いが集結し
ていて、それがメッセージとなり、消費者に伝わってくる。
んー、好きなことをシゴトにするってのはなかなかムズカシイ。でも、
今、関わっている仕事の中で、やりがい・楽しさ・生きがいを自ら見出
して、そして自分の中で目標を明確化し、熱い想いを持ってシゴトが
できるのなら、こんなに幸せなことはない、と思う。最近、就職活動の
相談で学生がよく相談に来るけれど、「じぶんのやりたいこと」探しに
手一杯のような気がする。大事なのは、「じぶんはなにができるのか」
ってことなんではないかと思うし、だからこそ、過去の経験をしっかり
振り返る必要があるんだな、と、最近痛感している。
ま、ちょっと話しづれてしまったけど、とりあえず、いい映画に出会った。
話自体も、ボクはすごく好き。今、忘れかけているものを見つめ直すに
は、いいキッカケになる映画ではないんかな、って思う。
仕事の内容は何であれ、やっぱり同じ仕事をするなら、感動を創造して
いきたいもんだな、と、改めて感じた一日でした。