2019年2月16日(土)~2月23日(土) イタリア北西部 ヴァッレ・ダオスタ州 PILA(ピーラ)スキーリゾート旅行記
PILAへ向かう初日、昼食のため、モンブラントンネルを越えてすぐの町に立ち寄りました。
クールマイユールにての続きです。
ロットのお勧めのお店、Ancien Casino。
何がいいかな、とわくわくメニューを見て
ロット 「俺は豚にしよう。ガルちゃんはミラネーゼかな、やっぱり。」
ソニック 「ミラネーゼは仔牛肉ね。じゃあ、私はアニヨ(AGNEAU、仔羊肉)にしようかな。」
さあ、注文です。それぞれメインディッシュを頼み、付け合わせを頼んだところで
ロット 「あ!タリアテッレがあるじゃないか!これは絶対に頼まなくちゃ。」
ポルチーニ茸のタリアテッレを追加注文しています。
ソニック 「ええ?タリアテッレも頼むなら、私、メインを取らなかったのに。イタリアはだいたい盛りが良すぎるから、食べきれなくなるわよ。」
ロット 「ごめん。でも、ここのポルチーニ茸のタリアテッレは絶品なんだ。せっかくこのお店に来たのに、あれを頼まないのはもったいないよ。」
空腹のあまりぶうぶう言い出したガルと一緒にパンを千切ってもぐもぐ。
さあ、やってきました。
ソニック 「なにこれ!こんなにポルチーニの香りが立ってるタリアテッレ、初めて!」
少しずつお皿に取ってみました。
キノコの歯ごたえもしっかりしているし、このタリアテッレはハウスメイドの生麺?乾麺ではない感じでした。
自分で乾物や冷凍のポルチーニ茸を使って作るのとは比較にならない美味しさです。
ソニック 「自分で作ると、冷凍のがなんだかフニャフニャしていたりするのよね。それに、乾物でも冷凍でも、どうしても砂を取り切れなくて、ジャリっと噛んでしまってがっかりなんだけど・・・。これは全然、どこにも砂が混じってない!どうやって取り除いてるんだろう?」
キノコは嫌いなはずの長女ガルも、恐る恐る食べてみてびっくり。
ガル 「このキノコ、おいしい!」
ロット 「そうだろう?ポルチーニ茸のタリアテッレは北イタリアのレストランでは定番メニューだけどさ、俺はここのが一番美味しいと思ってる。」
ソースもパンでぬぐって食べちゃいました。
セコンドのお肉料理がやってきました。
やっぱり巨大だったよ!ミラネーゼ。
店内を飾る昔の農具や生活用品。スキーやソリも、生活の必需品だったのでしょう。
ガルのお待ちかねの、ドルチェ。
このお店のカラメルはしっかり分厚い!
満腹になったのでガルもご機嫌になりました。
↑ お店のお手洗いは地下にありました。車いすならエレベーターで行き来できるようになっていました。
ロット 「少し食べ物を買って行く?アオスタの町に寄るほどの時間は無いけど、明日は日曜日。PILAのスーパーが開いているかどうか分からないから。」
すでにシェスタの時間帯でしたが、運良く開いていたお店を発見。
野菜やお惣菜をちょこちょことお買い物。
見たことのない野菜があったのでちょっとだけ買ってみたり。これ、なんだろう?
ホウレンソウなのか?それとも、チコリア・スパドーナ(刀のような葉の、リーフチコリ)なのか?
検索してみましたが、ちょっとわかりません。
普通におひたしにして美味しく食べられましたが。
こちらはポルチーニ茸のマリネ。ポルチーニの香りはまったくしなかったので、ちょっと残念。
さあ、お昼も食べたし、買い物もしたし、今度こそ、PILAに向けて出発しましょう。
PILAに到着!(^^)!に続く。