パチンコ20円・スロット100円化へ ホール4団体が警察庁に要望書検討 レートアップの影響と依存症リスク - coki (公器)
提案段階で提出時期も調整中とのことで、とりあえず振り切った要望にして落としどころを探り合っていく感じでしょうかね。
見出しの玉20円、メダル100円にしたら半分以上のユーザーが天に召されるでしょうから、業界の課題解決=業界終了で決着になるでしょう。
ん?そうしたいのか?笑
実際のところ、貸し玉料金は40年前から変わっていないわけで(失われたうん十年そのもの)インフレ傾向である実経済に見合ったレートに刷新しようという流れは理解出来ます。
ただ、(私の過去はともかく)今後も減少していくであろう若い生産人口を生産性を生まない賭場に奪われるのを是とするのは国として看過できないでしょうから、緩やかに業界を消滅または転換させていく方針を取るのが正攻でしょう。
将来的にはそうさせたいとして、いきなりのドラスティックな対策はまだまだ小さくない業界の反発を生みますし、サプライチェーンとしての影響も大きいですからね。
私は経済の専門家ではないし、業界の人間でもないのでこれ以上の深堀りはできません。
というわけで、ではレートをどこまで上げるのが適正か?
についてユーザー目線で考えてみましょう。
Pの方は今後ユーザーが有利になるような作りはほぼ望めませんし計算し辛いのでスロの方で書いてみます。
草案通り、S100円とした場合
現行レートの5倍ですね。
前述通りありえないレート設定なんですけど、現行コンプリート規制の19000枚を変更なしとすると、等価交換で最大約190万円の払い出しが可能となります。かなりの射幸性ですね。換金は公に認められていませんが。
この最大値は仕様の規制によりどうとでもなるので、どうでも良くて(良くないけど(笑))現行最大割数である114%機種だと1万Gで4200枚の期待値ですから、最高設定を13時間目一杯回しているだけで42万円になります。
現在の日本の平均年収は約458万円で、中央値は約400万円ですから、最高設定を一日回すだけで平均年収の1/10が手に入ってしまいますね。
時給換算だと32000円くらい。日本の最低時給平均値は1122円ですからなんと30倍になります。ギャンブルを時給換算するのがそもそも間違いなのですが、期待値が計算で出せる仕様上、仕方ありません。
現行最大レート(46枚)だと約9万円くらいの期待値で、それでも時給としては7千円と高時給であります。
話は変わりまして、103%機ってあるじゃないですか?(マッピーは104%だけど)
あれって、日本の最低時給に合わせた機械割だと思ってるんですよね。
46枚交換(ボナ中除く)9000Gを完璧にこなして時給1350円くらいなんですけど、実際に完璧にこなせる人はいないので、102.5%46枚9000Gで計算すると675枚≒1128円なんです。
長期的に勝てる台の期待値は一般的な時給を大きく超えてはならない。
なぜなら優秀なニートを大量に生みかねないから。
これは勝手な私の妄想なのですが、意外とこういった社会に配慮したルールは暗黙的に存在しているのではないでしょうか。
それを踏まえて、100円レートになった場合、まず103%機なんてものは消滅します。
それどころか最低設定で100%の機種すらなくなるでしょう。
メーカーが作ったとしてもホールが扱えないですからね。
101%ですら毎日3万円の損失になるのですから当然です。
最低時給に合わせるとすると、100.5%辺りならギリ置けるかもしれません。
他機種で賄えば良いのではないか?
それは通用しないでしょう。
なぜなら、ユーザーが使える全体の金額はほとんど増えないからです。
例えば株式市場なんかはほとんど信用で動いていますが、パチ屋は現金で動いているので(ユーザーの信用もないですし笑)ユーザーの絶対数が多少増えたとしても、レートの幅をカバーできるほどの資金が流入してくるとは考えにくいでしょう。
まあ要は100円レートは現経済に合致していないってことです。
じゃあどのくらい上げるのが妥当なのか?
6円/30円程度じゃないですかね?
40年前の最低時給が600円前後だったことを考えると、単純計算では40円程度まで上げてもおかしくはありません。
ただ、当時の機械と比較すると現在の機種の方が出玉性能はかなり高くなっているし、その辺りも勘案すると1.5倍程度、つまり30円前後が妥当なラインな気がします。
とはいえ、30円だと1000円あたりの貸し出し枚数が中途半端なんですよね。
そう考えると25円(+消費税)辺りが現実的な落としどころになるのかもしれません。
もっとも、草案では100円という大見得を切っているわけですから、交渉の結果として40円前後で着地したとしても不思議ではありません。
ちなみに40円になった場合、いわゆる技術介入機系は101%程度が上限になるのではないかと予想しています。理由は前述通り。
AT機などの最大機械割も大幅に落とされると思います。
Pのデジタル機は釘レス主流になりボーダーを超える台は今後生まれなくなる気がします。
何にしろ、レートが上がることでユーザー環境が良くなる未来はあまり想像できません。
むしろ、勝ち負けの振れ幅だけが大きくなり、今以上に遊技人口の選別が進む可能性の方が高そうです。
結局のところ、レートが25円だろうが40円だろうが100円だろうが、世知辛くなる流れそのものは変わらず、むしろ加速するのではないでしょうか。
まあそれが行政の方針といえば、それはそう。