2/22。
12時時差オープンだと思っていたらスマスロ(スマパチ)時差解放とのことで、「回収イベントの香り」を鼻腔の奥にそこはかとなく感じつつも、日中に温められた大きめの石の裏に吸い寄せられる虫のように、その習性からは抗うことは出来ない。
11:20分。
店内へ入ると意外と客がいる。
札で隠されたスマパチの釘を何台かそっと見てみると通常に少し毛が生えたような開け具合。
スロの設定で言えば「設定2」。
後輩君が到着したので外に出て少し話す。
春を感じさせる日差しがふんわりと体を包み込み、店の正面を半分ほど覆うマジックミラーが少し眩しく感じた。
店長が変わった最初のイベントで設定の傾向が掴めないが、マギレコを打ちたいだけの集まりであって、そんなことは些末な事。
良番を引いてマギレコに並びで座れればミッション達成なのである。
抽選時間が迫り始める。
遠巻きにしている人は結構な数いるが、10分前になっても相変わらず並び始めない。
周年イベントで1番に並んで最後尾を貰ったヤツもいることだし、気持ちは分からなくも無いが、何番に並ぼうとも出てくる番号の確率は常に一定である。
乱数というのはそういうもので、シード値に何を与えるかによって偏りを持たせることは出来るが、一般的に乱数を発生させるためのシード値は現在時刻(yyyyMMddHHmmssfff)であり、それはランダムであることをある種保障することでもある。
後輩君も「先頭はやめません?」とか言っているが、そんなオカルトを言っているようじゃ所詮、確率に弄ばれるだけなのだ。
そうして俺が颯爽と先頭に並ぶと遠巻きにいた人々が続々と後ろに並び始めた。
先頭がダメなら何番に並べば良いのか?
その問いには誰も答えることは出来ない。
恐らくただ曖昧に「真ん中あたりが良さそう」と答えるのが模範解答であり、オカルトの限界なのだ。
論理というものは反証があって初めて成立するものだが、その本質を理解している人はここに集まった人の1割にも満たないであろう。
ふと抽選デバイス(タブレット)を見ると抽選方式に「連番」の選択肢が見える。
出来ればお付き合いしたいと思っている白シャツのおねえさんに「連番設定」でお願いしますと軽口をたたくと「今回は最後尾じゃないと良いですね」と返された。
きっと従業員の中で交わされているあだ名は「最下位先頭おじさん」なのだろう。
御意だ。
そして時は満ちた。店員の会話から察す並び人数は100人弱。
タブレット中央に表示されているPUSHと書かれた丸いボタンを文字通りPUSHする。
ボタンを押した感触は伝わってこないが、真横に設置されている極小サイズのプリンタが震え始め、レシートにも似た用紙が印字され世界に顕現した!
ピガー
[72]
なにーーー!!?
じゃあねえんだわ。そういうのいらねえんだわ。
後輩君の動向を見守るとプリンターから印字されたのは・・・
「91」
いや、うん。
お前のほぼ最後尾の番号みても溜飲は下がらないが、これだけは言わせてくれ。
だけど俺は次も先頭に並ぶ。
n=1での確率は収束しない。そもそも収束と言う言葉は使われるべきではない。
期待値は積めない。結果の集まりに対しての誤解だ。
ピンチで拡大した大数の中にある俺の偏差を気にしても仕方がない。
人生は一度しかないのだ。
Fin.
・・・
Finではねーんだわ。
「なんでマジハロなの?」
はいはいそうですねごもっともなご質問です。
答えは
マギレコが埋まっていたから似たような性質の台を探したらここにたどり着いた。
です。
え?全然似てない?
魔法使える女の子がたくさん出てくるでしょうが!!!!
コナミメモを使おうと思ったらサービス終了している。
まあマジハロ8は通常どこまじとBIG中のまじかるちゃんすが全てだから共通ベルは雰囲気で良いだろ!と打ち始めるとほどなくREG。
リセット恩恵でART付きREGになってまじかるちゃんすx2Get。
誰も今さらマジハロに興味無いだろうからダイジェスト気味で。
極x2の1回目で3ストック、2回目でストック未確認から15Gくらいで白BIG引いて継続したけどその後ストック確認できず。
極は派手にフリーズする割には恩恵が弱いんだよね。
割とロケットスタート気味ではある。
バラエティコーナーは不二子R1/1000とかあまり良い雰囲気ではない。
こいつぁげきあつだ!
リーチ目出てるのに演出スルーして何事かと思ったらボタン押せってよ!
うぇ~い!って知ってたけど?
1000枚飲まれそうなところで通常ボナ6回、次でどこまじ出なかったら撤退考えよと思ってた瞬間にレバー音ハーブ音(どこまじ)。
飲まれた分回復したけど、その後どこまじは発生せず、エンカウントゾーン一度も来ず、BIG中のまじかるちゃんす0。
ってことで設定2 or 3と感じて飲まれる前に撤収。
+100枚。
6打ってみたい。
時刻は16:00ちょい過ぎ。
後輩君もプリズムナナで苦戦中なので帰るわけにもいかず、マッピーを打つと30Gくらいでレバルーから青7滑って来てBIG。4鳴でEXTRAは鳴らずMR1セット。
REG1回引いて260枚とごり増え。200Gくらい回したら飽きたのでヤメ。
持ちメダルで周期の怪しい祭2へ移動。
再プレイ100枚追加して下パネ高速から異色BIG。
BIG中にビタミス1。
2周で押してるんだけど、フラッシュで目を潰されるからBIGビタの時は3周回した方が良さそ。
ART中REGx2のART5セットで200周期まで回して40%落ち。
祭2は今日打つ台じゃないと思い出してトイレに行くと、メダル炎々が4000枚出た状態から3Gでリプレイ揃ったまんま放置されていたので、移動。即CZ。
2回十字目変換するも当たらず演出中に引きまくった変換対象1枚全部無駄引きじゃねえか相変わらずクソつまらんなと思っていたせいかそのまま抜けてヤメ。
スマスロカイジの550Gから打って650GのところでCZからボナ280枚。銅トロ確認。
ボナ後のCZを75%4連続でハズし、はいはいデキレ乙と言いながら即ヤメ。
虚無。
マギレコ4スルー350ptの台があったのでウロウロしていた後輩君に勧め、俺は空いたウルリミに座る。
履歴に1G連が見えたので、もしやと思い閉店QRを見てみたら通常の1G連。
真ビタ71%!?
そういえば、朝の入場で並んでいる時にウルリミ君が俺の前に入って来て話しかけられた。
「この間ウルリミめちゃくちゃ出てたよね?」
「ああアレ設定1ですよ」
「え?何の示唆も出ずに腕だけであの枚数?!」
「内容的にも1だから1でしょうね」
「ウルリミで勝ってる?俺ウルリミやられてるから」
「そういえば最近打ってませんね」
「最近はディスク2の方打ってるけどアレもやられてる」
「自分もディスクの方は30万Gくらいで1/309とかで全然ダメです」
「…?BIG引けてないってことか。BIG引けないと勝てないよね。俺マッピーだけは勝ってる。BIGの枚数少ないけど、頑張ればなんとかなる感じ」
「マッピーは甘いですよね」
「目押し上手だから良いよね、俺は最後の菱型やらないから。最近打たないの?」
「マッピーは飽きちゃって笑」
「あはは…あれは設定5を知り合いが打ったって言ってたから設定入ってる時あるんでしょ?」
「前にイベントで設定5っぽいの打ったことありますけど、ボナ確だけじゃ何とも言えないですね。セット数とか他の要素の方が強いです」
「そうなの?俺はやらないけど菱型のMR非当選で判断出来るんでしょ?」
「設定1でも2連続非当選とかあるんでなんとも」
「へぇ…」
「目押し上手」って判断されるほど近くで長時間打った覚えないんだけど、常連で情報回ってるんだろうなあ。ちょっと怖い。
俺の方が絶対年上だと思うんだけど、ほぼ初対面でタメ口凄いなと思った。
そこは割とどうでも良いんだけど、俺は明らかに年下だろうが最初は絶対に敬語から入るから文化的にやはり異世界な場所な印象。
大抵話してみるとただのスロ好きなんよね。
自己履歴残さない人の勝ってる負けてるはあまり信用ならんし、そもそも俺は人づての情報をあまり信用しないので、話すメリットはやはりあまりない。
傷は舐め合っても意味はない。
俺は舐めてもいいが、俺を舐めることはさせない。
レアな形だあ!
重いヤツだなこれは。
純1G連したけど大抵REGが出てくる形。
REGだろうなと予想したらやはりG2REG。
これはBIG中に引いても無視されるやつかしら。
まあ引くタイミングなんて干渉できないからどうでもいいか。
後輩君のマギレコの様子見に行ったらAT中。
1つ隣の台が割と良履歴で498pt放置されていたので、ボナワンチャン狙いで移動。
Result:
真の失敗を恐れず徐々に早くしていかないとなあ。
マギレコの方は700pt過ぎでBIG引くも高確率+5G、高確中にナビの無いリプレイ確認してイラっと来たので即ヤメ。
本日の結果≒-200枚。
今回は前店長と違ってバラエティーの扱いが酷かった。
再プレイ的に打ちやすいボナ機は恐らく全1。
BOXは各1台以上は尖った設定入れていそうな雰囲気だったけど、どうなんだろう?
この店のBOXで興味あるのはマギレコ、SBJ、防振りくらいだからBOX重視だとやり辛いな。
マギレコは8割客側の+だった。
次回こそマギレコに座りたい。















