自由が丘スウェディッシュマッサージ&ストレッチサロン『Lycka till(リュッカティル)』の渡邊亜紀子です。
地震や大雨などの自然災害のニュースが毎日絶えません。
被害に合われた方々がなるべく早く平穏な日常に戻れますよう。。。
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今回は『手作りバームの作り方』について、です。
バームはクリームよりもわりと固めです。
最初の手触りは固いですが、手に取ると体温で溶けます。
少しオイリーですかね。
分かりにくい方はリップクリームを想像してもらうとよいかもしれません。
実は私も最初は使いにくいなーと思っておりました(固いし・・・)。
しかし!
クナイプのバームに出会ったら、そんな考えは見事に覆されましたね。
わー!こんなにクリーミーなバームもあるんだーと感激しまして(しかもめちゃくちゃ使いやすい)。
で、
自分で作り始めてハマっている、と(^_^;)
結局はクナイプのようなクリーミーなバームには至りませんでしたが(苦笑
もともと違う用途で使いたかったので、自分が使いやすいようアレンジしました。
私は首こり用の施術で使いたかったので、手に取りやすい固さで重めのバームを使っています。
いろいろ試してみましたが、私はこの配合が一番使いやすいですね。
【手作りバームの作り方】
出来上がりは30gより少し少ないくらい
蜜蝋 4g
シアバター 8g
ひまし油(キャスターオイル) 6ml
マカダミアナッツオイル 6ml
精油 8滴くらい
30gが入る容器
①まずは材料全部きっちり量ります。←ココめちゃめちゃ重要
作業肯定がシンプルなので、ここの配合具合で結果が変わります。
②精油以外の材料を耐熱ビーカー(何でも構いませんが料理などで使ってないものがいいです)に入れ、湯煎にかけます。
湯煎をする際は、沸騰させないこと←ココ重要
できれば小さな泡が立っている程度をキープします。
蜜蝋が溶けづらいですが、そこは火を消したり点けたりして下さい。
湯煎ではなくレンジで作る方法もあるようですが、私は溶け切る工程を調整したいので湯煎にしています。
③溶け切ったら火を止めて精油を混ぜかき回します。精油が混ざればよいので手早く行います。
そしてすぐに容器に入れます。←ココ重要
グズグズしてるとすぐに固まってきます。火傷に注意してなるべく手早くしましょう。
④30分ほどで固まりますが、1~2時間置くとよいと思います。常温で大丈夫です。
完成!
使ったビーカーはすぐに何とかしないとすぐに固まってきます( ;∀;)
私は未精製の蜜蝋、未精製のオーガニックシアバターを使っていますが、少し独特の香りがあるので気になる方は精製してるものを使ったほうがよいと思います。
今回は首こり施術用で作っているので、オイルが重ためです。
オイルは2種類使う必要はないです。スイートアーモンドオイル12mlなどでも構いません。
蜜蝋を多めに入れると固めに出来上がります。
蜜蝋を入れないで作ることも可能ですが、オイルの量を少なめにしないと固まらなくなります。
精油のブレンドでいろいろ楽しめます。
今回は柑橘系が欲しかったので、フラゴニア(3滴)×シトロン(5滴)を使いました。
ブレンドで大いに可能性が広がります。
フランキンセンス×ジャスミン も評判がよかったです。お肌にオススメですね。
肩こりや脚のダルさなんかには
ペパーミント×ラベンダー
ジュニパーベリー×ラベンダー
とかでもいいと思います。
ただしお顔に使用する時にベルガモットを使用する時は必ず『ベルガプテンフリー』のものを使用して下さいね。BFとかFCFなどの表記のあるものです。光毒性のある成分が含まれていません。
私はオイルを使用する手技です。
ただオイルは持ち運びしにくいし、オイルというだけで後処理が大変と敬遠される方も少なくありません(洗いたいとか拭きたいなど)。オイルはまだまだ日本では浸透してませんね(^_^;)
クリームでもいいのですが、滑りすぎて私は使いにくいです。
そんな時にバームは便利です。
いつも持ち歩いているので、道で呼び止められての施術もすぐに可能です(笑)
例えばこれからボランティアでマッサージに行かれる方もいらっしゃるでしょう。
バームは携帯にも便利ですし、簡単に作れますからオススメですよ。そこまで油っぽくならないですし、お肌にもいいですからね。
自分の使いやすいものを探求するのが楽しいですよ~!