紅葉の美しい、黒姫高原へ行ってきました。
つめたく澄んだ空気が、呼吸するごとに肺を、全身の細胞を洗うようでした。
ここは小林一茶の記念館。

 


用意されていたお弁当は、地元の素材で作られた、おいしいお弁当でした。
30人くらいの、20代~50代くらいのツアーです。
初めて会う方の、お仕事の話などきいたり、
この旅に参加したきっかけなどを話したり。
 

 

移動して、黒姫童話館へ。広々とした高原の景色は、目にうるさいものがひとつも入りません。

こちらに参加しました。
 
↑ゲストのインタビューもそれぞれ読み応えあるので、ぜひご覧ください。
 
ゲストのお話もとてもとても面白く、あっという間のシンポジウム。

 

 

黒姫童話館には、ミヒャエル・エンデの資料がたくさん。
各国で翻訳された「モモ」の本や
エンデ自筆のメモやスケッチなどを見ることができました。
 
これはいわさきちひろさんの別荘を移築したたてもの。
ちひろさん、座卓で描いてらしたんだ・・・・
 
黒姫高原には、多くの絵本作家が集まり、創作をしていたそうです。
物語や風景が生み出された土地のエネルギーを、カラダで感じる時間。

 


高原の空気がどんどん変わる、日が沈む。
 
バスに揺られて、野尻湖の湖畔に建つホテル、エル・ボスコへ。

 

 


普段、旅行の習慣がなく、出張ではドミトリーとかに泊まるので、
なんかもう狐に化かされてるんじゃないかってくらい非日常。

夜のセッションは少人数での円座。
ここでも学びの刺激がいっぱいでした。

 

 


夕食もおいしかったのですが、朝食もすごかった。
ていうか、盛りすぎ?
和洋両方いただきました。ちゃんと完食しましたよ。

 

 

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建築系の方には有名なホテルらしいです。
傾斜地に、等高線に沿った美しい配置で客室が並びます。

 


あちこちに、外を眺めてのんびりできるスペース。
 
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「読書のためのホテル」というコンセプトらしいです。
 
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ふんだんな光と木々と水、そして空間。
 

 

湖畔に降りる道は、

色とりどりの葉っぱとどんぐりと苔とキノコ、、、
ここでも目にうるさいモノは入ってこない。
目と脳を洗っているようです。
 


湖畔でぼーっと人々を眺める。
 

 

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枯れた紫陽花がまた美しくて、その前で記念撮影。

枯れ紫陽花のように歳をとっていきたいと思う。

 

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帰りの新幹線では、おやきとともに、読書したりノート書いたり。

 

「生活」に侵食されない、

思索の時間。

ふんだんな空間。

自然、おいしいもの、

人との出会い、対話、学び。

 

心をこめて準備された場を堪能すること。

 

リフレッシュしてみて初めて、リフレッシュの必要性を感じました。

都会が大好きで、仕事が大好きでも、

時間をある程度かけて移動して、カラダを違う空間に運ぶのを、定期的にやった方がいいなあ。

 

旅行っていうとやはりピンと来ないけど、(このへんはもっと深掘りしよう)

旅はいいな。
 

 

包丁を研ぎに出すように。
定期的に自分を、旅に出そう。

 

霧霧霧霧霧霧霧霧霧霧霧霧霧霧霧霧霧霧霧霧霧霧霧霧

 

旅のあいだに、

懸案だった、『モモ』の読書会の企画がまとまり、リリースしましたキラキラ
Facebookであっという間に埋まり、あと1席です。(定員5名)

【いま、『モモ』を精読する読書会】
本11/23祝・金 朝6:00〜8:00 @オンライン会議室zoom

 

ミヒャエル・エンデの『モモ』を、リアルタイムで15分読み進め、

印象に残ったフレーズを引用しながら、考察を深め合う読書会をやります。

2章くらいずつ、じわじわと進んで行けたらと思っています。
ひとりじゃないから、その場で15分だから、色んな人の感想や解釈や問いを共有してもらえるから、きっと大丈夫。(何が?)
参加費はドネーション(お賽銭)制。終了後お好きな金額でお振込み下さい。
 

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