離婚カウンセラーもいろいろなのだ/ファッションセミナー秋冬編 2009年09月03日
久しぶりに図書館から本を借りてきている。
(普段は期限があると落ちつかないので購入派です)

で、離婚カウンセリングの本を2冊読んだのだけど、
一冊はとても面白くて、役立つ内容でした。
夫婦の個人的な諍いに見えることが、
単なる男女差ととらえることで、お互いの理解が進むとか
実際のカウンセリングでやっていくことを具体的に書いてある。

カウンセラーの人間性も、ポリシーも、静かに伝わってくる。


危ない夫婦の再生術

「危ない夫婦の再生術 ~3か月で夫婦はステキに変われる!」荒木次也 著

この方の主宰するNPOは新宿にあるようです。


もう1冊は、、、トンデモ本でした。

あまりに「???」と思うことが多くて、逆に一気に読み終えました(笑。

あえてリンクは張らないけど、TVなどにも出ている女性カウンセラー。
本の惹句に「離婚カウンセラーの第一人者が幸せになる方法を伝授!」と書いてあるのですが本当か?

私が驚いた内容の例をあげると、

「姑に頭に来たら、夫へ不満がたまったときに全部姑のせいにして考えると役立つ。あのババアの育て方が悪かったんだ、と思えば夫にぶつけずにすむ。」

「親のせいにして気がすまないときは、夫が死んだことにして、紙に戒名を書き、手を合わせてチーンとならす。夫が帰宅したら、お化けみたいで笑える。ちょっと罪悪感もあるのでこちらもしおらしくなれる」

夫婦円満の秘訣として、あげてある著者の実例
「夫に朝、コーヒーいれてと言われたら、コーヒーメーカーのスイッチを入れて、コポコポ音をたてたところでインスタントコーヒーを出す。それを偉そうに飲む、違いの分からない男を送りだした後で、自分がドリップコーヒーを飲む」。。。。。。

これのどこか幸せになれる方法なんだ!?
この人、これで幸せになったどころか、その後夫の浮気で離婚してるのが逆の説得力を増しているよ。。。。

こんな陰湿な腹いせみたいなことやってたら、愛情なんて伝わらないし(この時点で愛しているのか?)居心地悪いよねえ。

そして、
「稼ぐのはボス一人に頑張ってもらって、妻は外で働く必要ないでしょ」
と断言しているのには絶句。

「もし、昼間の時間がヒマでしかたなくて、もったいないと感じたら、仕事を持ってもいいのだけれど、
稼いだのは自分で使えばいいのです。生活費にいれないで。」

というこの職業観。女性観。男性観。人生観。


いや~

カウンセラーにも、いろいろいるんですね。当たり前だけど。

私が何をポリシーとして、何を提供していくのか、
考えさせられました。


とりあえず、嘘もごまかしも、麻痺も、根本解決にはならない、ということはハッキリ思います。

一時的に、自分を守るためにとった手段だとしても
問題はいつかは自分で片付けないと、
押入れの奥にあるネズミの死骸みたいに、外まで臭ってくる。虫も湧く。

10月のグループセッションは「怒り」を考えます。
http://kobutalabo1.blog9.fc2.com/blog-category-12.html#no286

そして「知っておきたい」トークライブ第二弾
弁護士さんに聞く!「普通の」少年・少女犯罪
http://kobutalabo1.blog9.fc2.com/blog-category-12.html#no284

親も子も「考える力」
「問題に対応する力」をつけながら成長していきましょう!!


そして!!
待望のファッションスキルアップセミナー・秋冬編の日程が決まりました!
詳しくはこちらです~~~
お申込は先着順。お早めにどうぞ。
http://kobutalabo1.blog9.fc2.com/blog-category-12.html#no290