障害とか症とか論ずる前に社会認知を優先させよ | 日々是好日

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徒然なるままに

アスペルガー症候群が自閉スペクトラム症に名称変更されるとのニュースを小耳に挟んだ。ひと昔前に「障害」が「障がい」に置き換わったようなもんかね。ただでさえアスペの認知度が低いのに、やれ差別用語などと勝手に決めつけられて名称変更されたんじゃ、地道に啓蒙してきた意味がないじゃん。じゃこれからは言い方を変えなくちゃならんのかな。。。

かくいうオレはアスペです。自己診断なので絶対とは言い切れないけど、どんな診断を何度やっても該当するから多分そうだと思ってる。いや、思いたい。あるときネットを彷徨っててふとある記事が目につき、いろいろと調べていくうちにこれだと。どうも自分は他の人とは違うなと思春期の頃からうすうす感づいてはいたんだけれど、これで初めてアスペの存在を知った。カミングアウトすると「あー」とか言われるからやはりそれっぽく見えるんだろう。





そのとき買った本がこれ。5~6年前かな。

じゃアスペって何?発達障害とか高機能自閉症とか知的障害のない自閉症とか定義されてるけど、分かりやすく言うと生きるのが下手な人のことだと思います。普通の人がさらっと出来ることが出来ず苦労する。その代わり、変なところが飛び抜けてたりもする。だから変わったヤツという目で見られる。



おかげで子供の頃はいじめにも遭ったし、それに対する自己防衛として友達をつくらないように生きてきたので、学生時代の交友関係はほぼ根絶やし。同窓会にも行かないし呼ばれない。

不器用なので、生きるのがしんどいと思うことが多い。人と会うのは好きなんだけど、けっこう大変というか苦痛というか、話すのが苦手なんでね。とくに集団行動は嫌い。

基本単独行動してるし、いつも一人だけど寂しいという感情が沸いてこない。多趣味なのもそのせいかもしれん。

なもんで、オレと仲良くしてくれてる人には本当に感謝しています。偏屈だし付き合いづらいでしょ?

物には興味あるけど他人のやる事に興味がないので、自分から誘うこともしない。誘われればのこのこついていくことはあるけど。

妙に頑固なこだわりがって、それを否定されたりすると無性に腹が立つ。でも脳天気なんですぐに忘れる。

数字に執着はとくにしないけど、ある特定のパターンに乗っかるとすごく安心する。

こんな出来損ないですけど、義理人情はあります。





受けた恩は忘れません。

でも

受けた仇も忘れません。