100年に一度
- Once per one hundred years -
月と虹が共に姿をあらわす時
- When the moon and a rainbow appear together -
男と女の戦争が始まり
- Gender war starts -
世界をふたつに分けるのです
- The world is separated -
【紅】-Kurenai- [No.9071]
▫️北日本国▫️ -North Japan-
-「風に落とされ…」-
-「雪に凹まされながら…」-
-「葉と共に緑を祈った木々達に神が残されたものは…」-
ー「何もない美しさか」ー
「自然の与えし姿、あるいは奪いし姿…いずれにせよ
祈りに意味はないのかのぉ?モーゼ。」
【モーゼ】-Moses- [セント・バーナード]
「犬としゃべれるのが夢だった頃もあったじゃろう?
祈りの答え、それは進化なのじゃ。」
「…」
「しかし何でもないような頃が幸せだったとは思わんのか?」
モーゼ「2度とは戻れぬ関係を願ってどうする。
枯れゆく者への救い、それは
とんでもないような変化じゃよ。」
「お前さん、その人を見下す癖なんとかならんのか?」
モーゼ「見上げるだけではつまらんじゃろうが。」
「…」
【北王】-Hokuoh- [北日本国王]-King of North-
「しっかし、さわがしーのー。」
ー-♬-♫-♬-♫ー
「まったく、まだやっとるのかアイツらは…」
ー-♬-♫-♬-♫-ー♪ー-♬-♫-♬-♫ー
ー「あ!」ー
【キュイ】-Kyui- [No.91]
『 そーいえばハク様ってまだ帰って来ないんですかぁ?』
「そ、」
「アイツはまだ南のプリンセス救出ツアー真っ最中だ。」
「なんでハク様がソンナこと…」
【百夜】-Hyakuya-[No.108] 「お前、知らねーの?」
「ハクはラグナロクの北日本代表権と引き換えに
南のプリンセス差し出すって北王と約束してんだよ。」
「え…それじゃあ私達のバンドが選ばれたのって…」
「そ、」
百夜 「親のコネー。」
キュイ「そんなの…ヒキョーじゃないですか…」
「はぁ!?今さら世間の体裁なんか気にしても仕方ねーだろ?」
「いーか?
ハクが北王の息子だってのは全北日本国民が知ってんだぞ?
どーせハナっから色メガネで見られてんなら
このさい使えるもんは使えって
アイツなりの覚悟の表れだろーが。」
ー「でも!」ー
「でもじゃねーよ。」
百夜「アイツ責めんのも俺の自由だし
アイツ褒めんのも俺の自由だ。
それ認めんのだけはお前の自由にしろ。」
「…だったら…そんなの…」
キュイ「もっと早く言って下さいよー。
私そんなの知らなくて審査員のエロメガネと
寝ちゃったじゃないですかぁ~」
「姫始めに1人ヘルタースケルター
やらせないで下さいよぉ!もぉ~」
百夜 「体裁を捨てた男と
貞操を捨てた女が組んだら最強だな。
…飲んだら最低だけど。」
キュイ「…でも何か不思議じゃないですかぁ?」
「だって私達がちゃんと代表になれてるって事は
そのプリンセスって今
ハク様と一緒って事ですよね…
でもなんでそんな簡単に見つけれたんですかぁ?」
百夜「まー、ハクらはいつも以心伝心ってやつだろ…」
▫️▫️西日本国▫️▫️-West Japan-
-は?-
▫️ー[ BAR SIX NINE ]ー▫️
-「それってどゆ意味ですかぁ?」-
-「だってアイツら…」-
「zzz…」
【ハク】-Haku-[No.89] 『北の王子様』-Prince of North-
ー「兄弟だもん。」ー
〈男女戦争 XⅤ へ続く…〉 【To be continued…】
▫️▫️『 世界で最も可愛いペット100匹 』▫️▫️
- Wourd's most pretty pet [Pet100]-
【パピー】-Puppy- [ラブラドール/♀]-Labrador Retriever-(オーストラリア)-Australia-