SEX WAR【男女戦争】-第14話- | ▪️『ペットの漫画』▪️

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- Guerre du sexe /Illustration of 心土(shindo) -

 100年に一度
- Once per one hundred years -

 月と虹が共に姿をあらわす時
- When the moon and a rainbow appear together -


 男と女の戦争が始まり
 - Gender war starts -



 世界をふたつに分けるのです
 - The world is separated -

【紅】-Kurenai- [No.9071] 






▫️北日本国▫️ -North Japan-


-「風に落とされ…」-

-「雪に凹まされながら…」-

-「葉と共に緑を祈った木々達に神が残されたものは…」-


ー「何もない美しさか」ー


「自然の与えし姿、あるいは奪いし姿…いずれにせよ
 祈りに意味はないのかのぉ?モーゼ。」

【モーゼ】-Moses- [セント・バーナード]

「犬としゃべれるのが夢だった頃もあったじゃろう?
 祈りの答え、それは進化なのじゃ。」


       「…」

「しかし何でもないような頃が幸せだったとは思わんのか?」


モーゼ「2度とは戻れぬ関係を願ってどうする。
    枯れゆく者への救い、それは
    とんでもないような変化じゃよ。」


   「お前さん、その人を見下す癖なんとかならんのか?」

モーゼ「見上げるだけではつまらんじゃろうが。」


        「…」

【北王】-Hokuoh-   [北日本国王]-King of North-

     「しっかし、さわがしーのー。」


ー-♬-♫-♬-♫ー

        「まったく、まだやっとるのかアイツらは…」

ー-♬-♫-♬-♫-ー♪ー-♬-♫-♬-♫ー


ー「あ!」ー

              【キュイ】-Kyui- [No.91] 

『 そーいえばハク様ってまだ帰って来ないんですかぁ?』


「そ、」

「アイツはまだ南のプリンセス救出ツアー真っ最中だ。」


「なんでハク様がソンナこと…」




【百夜】-Hyakuya-[No.108] 「お前、知らねーの?」

「ハクはラグナロクの北日本代表権と引き換えに
 南のプリンセス差し出すって北王と約束してんだよ。」


「え…それじゃあ私達のバンドが選ばれたのって…」

「そ、」

百夜 「親のコネー。」

キュイ「そんなの…ヒキョーじゃないですか…」

「はぁ!?今さら世間の体裁なんか気にしても仕方ねーだろ?」

「いーか?
 ハクが北王の息子だってのは全北日本国民が知ってんだぞ?
 どーせハナっから色メガネで見られてんなら
 このさい使えるもんは使えって
 アイツなりの覚悟の表れだろーが。」


ー「でも!」ー

「でもじゃねーよ。」

百夜「アイツ責めんのも俺の自由だし
   アイツ褒めんのも俺の自由だ。

   それ認めんのだけはお前の自由にしろ。」

「…だったら…そんなの…」

キュイ「もっと早く言って下さいよー。
    私そんなの知らなくて審査員のエロメガネと
    寝ちゃったじゃないですかぁ~」

   「姫始めに1人ヘルタースケルター
    やらせないで下さいよぉ!もぉ~」

百夜 「体裁を捨てた男と
    貞操を捨てた女が組んだら最強だな。
    
   …飲んだら最低だけど。」




キュイ「…でも何か不思議じゃないですかぁ?」

  「だって私達がちゃんと代表になれてるって事は
   そのプリンセスって今
   ハク様と一緒って事ですよね…
   でもなんでそんな簡単に見つけれたんですかぁ?」



百夜「まー、ハクらはいつも以心伝心ってやつだろ…」






▫️▫️西日本国▫️▫️-West Japan-

-は?-



▫️ー[ BAR SIX NINE ]ー▫️

-「それってどゆ意味ですかぁ?」-


-「だってアイツら…」-


                  「zzz…」



【ハク】-Haku-[No.89] 『北の王子様』-Prince of North-


ー「兄弟だもん。」ー


     〈男女戦争 XⅤ へ続く…〉 【To be continued…】














▫️▫️『 世界で最も可愛いペット100匹 』▫️▫️
  - Wourd's most pretty pet [Pet100]-

【パピー】-Puppy- [ラブラドール/♀]-Labrador Retriever-(オーストラリア)-Australia-