桜が見ごろを迎えました。
毎年同じ時季になると肌が荒れてしまうという方!
それは花粉が原因かもしれません!
花粉で肌荒れしてしまう原因の一つに「肌のバリア機能の低下」があげられます。
肌の表面の角質層に備わっているバリア機能ですが、肌のうるおいを維持したり、
花粉などの外的刺激から肌を守ったりと、皮膚の健康を保つための大切な働きを担っています。
バリア機能は、肌の水分と油分のバランスが取れていないと、正常に働きません。
そのため、保湿が不十分であったり、外的刺激の影響などで肌が乾燥してしまうと、
バリア機能が低下してしまうのです。
春先は季節の変わり目で寒暖差が大きいことや、紫外線量が急激に増加することにより
肌が乾燥することが多いので、バリア機能が低下しやすくなります。
バリア機能が正常に働いているときは、花粉などの外的刺激が肌に付着しても
それほど大きな刺激にはならないのですが、
バリア機能が低下していると、花粉などが侵入しやすくなり、
侵入した花粉に対するアレルギー反応が起こって、肌の乾燥や赤み、
かゆみなどの肌荒れを引き起こしてしまうことがあります。
特に、まぶたや頬、首などの肌が露出している部位は
症状が出やすい場所ですので、注意しましょう。
花粉によって肌が敏感になっているときは、少しの刺激にも反応しやすくなっています。
そのため、肌への刺激を最小限に抑えた方法でケアすることが大切です。
花粉による肌荒れ時のスキンケアのポイントは、
「肌に付着した花粉を取り除くこと」と「肌のバリア機能を高めること」。
まず肌のバリア機能を高めるために大切なのが、入念な保湿ケアです。
洗顔後は肌が乾燥しやすい状態のため、すぐに化粧水で肌にうるおいを与えて下さい。
化粧水は優しく肌になじませ、顔を包み込むように優しくハンドプレスします。
その後は必ずジェルやクリームなどの保湿剤でしっかりとフタをして
うるおいを閉じ込めることが大切です。
スキンケアアイテムは、肌の負担にならないよう低刺激なアイテムや
敏感肌向けのものを選びましょう。
グリセリンやセラミド、コラーゲンなどの水分を保持するような保湿成分が配合されているアイテムを選ぶのもおすすめです。
朝晩のスキンケアでいつも以上にしっかりと保湿して、バリア機能をサポートしましょう。