何もいきなり、ジャブラニを大会で使用すると言われていたわけではないのに、
いまだにそんな批判が収まっていないことにびっくり。

カーブをかけるフリーキックが決まらない半面、素晴らしいミドルシュートのゴールが生まれたのも事実。
まあ、そもそも、遠藤もカーブをかけた素晴らしいフリーキックを決めている以上
ボールがどうのこうの言うのはおかしいと思うんだけれどね。

ちなみにこのワールドカップ公式球のジャブラニはアディダスが販売してますが、
製造、開発元は広島のモルテンという会社。

そのへん良く調べて記事を書いて欲しいもんだ。




2010年W杯で開幕前から批判を浴びていた公式球「ジャブラニ」。ロングレンジのシュートの軌道が読めず、直接FKによるゴールがほとんど生まれなかったことで、改めてジャブラニに苦言を呈する声が上がっている。ロイター通信が報じた。

FKによるゴールがほとんど生まれなかった今大会のW杯。数少ないFKによるゴールのひとつは、日本代表が3対1と勝利したデンマーク戦での、MF遠藤保仁の得点だろう。また、同じ試合では本田圭佑による35メートルのロングFKが決まっている。空中で軌道が不規則に変化するシュートは、今大会でよく見られた光景だった。

元イングランド代表GKピーター・シルトン氏は、ロイター通信電子版のコラムのなかで、「ボールがあまりに予測できないものだった」とコメント。「FKで壁の上を巻いて狙う選手を見ることはできなかった。そういったスキルが発揮されなかったのは、本当に残念なことだ」と、ボールによる影響を嘆いている。

製造した『アディダス』社はジャブラニを擁護しており、満足感を示した選手も少なくなかった。だが、今大会ではアルゼンチン代表FWリオネル・メッシ(無得点)やポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウド(1得点)など、スター選手の個人技があまり目立たなかったのも事実だ。

アルゼンチン代表の控えGKマリアーノ・アンドゥーハルは、「これだけ重要な大会のために、これだけ出来の悪いボールを作ったのには驚いた。このボールは偉大な選手たちが力を発揮するのを拒んだ」と不満を表している。

今大会では個人技よりもチームワークが報われたことは確かだろう。特に優勝したスペインは、高いボールポゼッションを誇り、正確にパスをつないでいる。不運を嘆くチームや選手たちにとっては、スペインがお手本となるのかもしれない。

http://topics.jp.msn.com/sports/football/article.aspx?articleid=334749