お金をもらって仕事をするのがプロフェッショナル。
お金をもらってサッカーをするのがプロサッカー選手。
しかし、怪我でシーズンを棒に振ってしまった場合でも給与がもらえるケースがほとんどのスポーツ選手の中で、
怪我でほとんどチームに貢献できなかったからと無償で契約を結ぶ選手は初めて聞いた。
なんて義理堅くて、真面目な選手なんだろうか。
特に選手寿命が短いサッカー選手がこんな契約を結ぶのはびっくり。
そんな、プロ意識が高いオグニ・オニェウ選手を尊敬したい。
[ミラノ 17日 ロイター] サッカーのイタリア・セリエA、ACミランは、米国代表DFのオグチ・オニェウ(28)が2012─13年シーズンを無償でプレーすると発表した。サッカー選手の年俸高騰が話題になることが多い中、こうした契約は異例。
6月に開催されるワールドカップ(W杯)南アフリカ大会で米国代表チームの予備登録メンバーにも召集されているオニェウは、今季からACミランに移籍。しかし、昨年10月に行われたW杯北中米カリブ海予選のコスタリカ戦で左ひざを負傷し、ACミランでは今季リーグ戦のほとんどを欠場していた。
今シーズンを3位で終えたACミランは、声明で「オニェウは2012年6月30日から2013年6月30日までの1年間の契約延長を受け入れた」と発表。「オニェウは自身の意思で、その1年間はいかなる報酬も受け取らないと申し出た」としている。