2009J2第45節 東京ヴェルディvs水戸ホーリーホック

やっと、というか、ようやく勝利。
高木監督が退任後初めての試合ということでとても興味深かったこの一戦。
飯尾とバウルのゴールで勝利。
素晴らしい。

河野と飯尾が流動的にポジションをチェンジしていくという部分で河野の持ち味が出たところもあるし、
相手のマークのずれを誘うこともできた。

全体的にポゼッションを重視しつつも、
攻撃に手数を増やし過ぎずにシュートで終えるケースが多く、
今までとは違う意識が見られた。

今までだったらせっかく攻め上がってもサイドでコネすぎて、相手に守備をかためられてしまい、
結局CBまでボールを下げてしまって攻撃がトーンダウンしてしまうシーンが多かった。
でも、今回はあまり手数をかけ過ぎずにセンターリングやシュートで終わるシーンが多く
相手を圧倒していたと思う。

連敗中とはいえ、一時は昇格グループにいた水戸を相手に
内容も結果も圧倒していたのは今後に向けて明るい材料。
この試合でデビューした高木俊幸も、決定的なシーンを何度も作るなど大活躍。
緊張したのか、気負いすぎたのかゴールは決められなかったものの、
次の試合にも期待が持てた。

次節は林遼平が出場停止。
ただでさえ、苦しいFWの台所事情をどう乗り切るのか。
松田監督の采配に期待したい。