サッカーをよーく知っている戦い方だったなぁ、オランダは。


たぶん、日本の研究なんて一度もしてないだろう。

それでも試合の中で相手をの戦術を理解して、全員がそれに向かって攻略していく。

オランダは前半の最後のほうはたぶん、どうすれば、日本に勝てるかはある程度見えていたと思う。


前半からどんどんプレッシャーをかけて、中盤を圧倒していた日本。

相手にほとんどかサッカーをさせずに、狙い通りの展開をしていたと思う。

オランダはイライラが無駄なファールにつながり、イエローカード2枚。

ポゼッションは圧倒的で、アジアの国がここまでするなんて。。。ってイメージを持った人もいたのでは。


でもね、肝心なところをしっかりと閉めるのが世界トップレベルなんだなと。

岡崎がうまく抜け出してシュートミスをしたところ以外はほとんどチャンスなんてなかったんじゃないかね。

アタッキングサードではまったく日本には仕事をさせない。

ミドルシュートへのケアも完璧。

ボールを支配していて、なんとなくFWへパスがいくんだけれど、まともにシュートは打たせてもらえない。

そんな前半でした。


そして、後半はベンチワークの差がはっきりでた。

本田がまったく機能しなかったこと。

それによってプレスのバランスが崩れたこと。

そして、プレスを90分かけ続けられないこと。


これがすべてかな。

親善試合とはいえ、的確なポイントを捉えて選手を入れ替えてくるオランダ。

さすがだなと。


前半のイメージのまま後半に入り、プレスがかけられなくなった中盤に対してのケアを放棄した日本。

今は70分しかもたないのがわかったので、90分プレスできるように改善していくというコメントを残した岡田監督。

今日みたいにプレスがかけきれなくなったときの対策は必要ないのか?

スタメンだけでやるスポーツじゃないぞ、サッカーは。


とりあえず、9日の試合がどうなるか楽しみだ。