北朝鮮戦へ好スタート…日本、危なげないリズム (読売新聞) - goo ニュース



29日に日本代表対カザフスタン戦を見てきた。

夜から雨が降るかもしれないということで不安だったけれども早めに行き、2階席で屋根があるところを陣取っておいた。

日本代表戦を見るのは昨年か一昨年、大久保が開始20分で退場になったしょっぱい試合以来。

今回はどうなることやらと思っていたが期待通りに快勝。

だけれども、やはり松田の発言どおり「相手が弱すぎて参考にならない」というのが正直なところだろう。



格下相手でも確実に危なげなく試合を運んだのはよかった。

終始ボールをキープし完全にゲームを支配。

だけれども、格下相手にしか勝てないのがジーコジャパンの特徴でもある。

北朝鮮戦を前にリズムを作るためだけに組まれた今回の試合。

勝って当然なのだ。



大切なのは内容。

セットプレーや相手のミスをついて確実に得点。

サイドを使って上手に相手を切り崩しFWはうまくDFの裏をとって攻め立てる。

理想的な攻撃が展開されていた。

だが、何度も言うとおりこれは格下相手だから通用しただけ。



例えば何度か好機を見せフリーキックを直接決めたサントス。

しかし、凡ミスが多かったのも確かである。

彼のドリブルはトップレベルでは通用しない。

相手が警戒しているにもかかわらず果敢に挑むのはいいのだが

かろうじて相手をかわせているだけ。

センターリングのタイミングも周りとずれていた。

左サイドには彼よりももっと優れた選手はたくさんいる。



交代に関しても前半である程度成果が見えていたのだから

もっと大幅に選手を入れ替えて試して見てよかったのではないだろうか。

残り時間が少なくなってからの選手交代はあまり意味がなかったように感じる。

選手のモチベーションをあげるのも監督の仕事。

国内組と海外組とのうまい兼ね合いを作り上げて欲しいものである。