舞台『放浪記』で2017回主演し文化勲章や国民栄誉賞を受けた女優の森光子さんが2012年11月10日午後6時37分、肺炎による心不全のため92歳の命で都内病院で亡くなりました。

生前、2008年1月6日に帝国劇場で「Endless SHOCK」が初日を迎え、2000年の初演以来、通算500公演に達した日、森光子さんが来てくださり、当ミュージカルのカーテンコールで
「『SHOCK』は、光一さんは、私にとっての夢なの」
「これから500回も1000回も1500回も1900回も、ずーっと夢を追いかけて、みなさんを楽しませておあげになる天使ですもの」
と、エールを送ってくださいました。

 
また、井上芳雄さんが初座長を任された2006年
不安で押しつぶされそうなプレッシャーの最中、
「お客様はみんなあなたの味方よ」
というお言葉を頂かれたそうです。


2012年2月7日の「Endless SHOCK」初日に、森光子さんの“応援写真”が届けられました。同年1月22日に帝国ホテルで撮影されたもので、同舞台のチラシを高々と掲げられたお姿。これが公開された森光子さんの最後の写真となりました。

光一くんは、森光子さんに対し、以下のようにのべられています。
「自分の中ではまだ常に森さんは存在しているので『森さん、居ないんだよな… 』と口にするのも不思議な感覚。最近で言えばジャニーさんもそうなんですけど…」
「森さんが僕に対して接してくださった無償の愛というのが僕にとっては…なんでしょう… 場面場面でそういった部分を思い出して自分を律する。」