デパートの下着売り場試着室の鏡ほど
自分の今の身体を
リアルにうつしだすものはない。

ジムに行ったり
ヨガをしているのに

鏡の中には
いつのまにか
中年の
肉付きになった
自分がいる。

頑張っできたけど
弱い女の
自分がいる。

ただ
「今までよく頑張ったね。」
身体に
そう声をかけたくなった。

身体がこうなるまで
何のために
勉強や
仕事を頑張ってきたんだろう。

何のために
運動や
エステ
プライドの服や
装飾品で
自分を良く見せようとしたんだろう。

「もう、何もしなくていい。」
そんな心の声がする。

これは
あきらめや
怠けではなく

肩の力を抜いて
本当の私でいい、ということだ。