春の天の川観測の楽しみは
天の川の中でも一番光り輝く
銀河中心方向が見られるところにあります。
南半球ではこの一番光り輝く銀河中心方向が
天頂に来ると
星の明るさだけで影が出来てしまうほどだそうです。

写真の中心 少し右側に赤く大きく光る星
さそり座の心臓部分にある「アンタレス」です
アンタレスは火星のように赤いということで
火星〈マルス:Mars〉に対抗する〈アンチ〉もの「アンチ・アーレス」
という意味で「アンタレス」と名前がついたそうです。
このアンタレスを含むさそり座は
とても大きく分かりやすい星座とも言われています。
もし星空を見る機会がありましたら
南東方向からさそり座が昇ってきますので探してみてください。
さて、アンタレスを見つけましたら
さそり座の尻尾へと視線を下げ
そのまま少し視線を東〈写真では左側〉にずらすと
北斗七星のように柄杓に見える六星が見えてきます。
北斗七星よりは小さいですが
南斗六星といいます。
南斗六星をミルク・ディパーとたとえ、
ミルキィ・ウェイ(天の川)のミルクをすくうスプーンとも言われています。
この南斗六星はいて座に含まれています。
いて座の矢はさそり座の心臓「アンタレス」を狙っています。
天の暴れん坊サソリが悪さをしないように見張っているのです。
