家族とは・・

それを賛美する美しい物語や音楽がある。

良いなぁと、涙することもあった。

だが、自分事となった時、

親子関係としては、わずらわしく

感じることが多かった。

血縁の無い、夫婦としてはどうなのだろう。

賛美する物語は、親子関係よりも

多いのでは？と感じている。

自分の場合、元妻にとてもあっさりと、

別れを告げられた・・。

少なくとも自分は、そう感じた。

親子でも夫婦でも、

きっとボーダーライン、前提がある。

裏切りはダメなのだろう。

許されないのだろう。

自分は結果として裏切った・・。

裏切られたと感じた途端、全ては崩壊する。

自分でもそう思うのかもしれない。

コレが普通のリアクションだろう。

それを承知の上で・・、

自分は別れを嫌だと思っていた。

それは無いだろ？と思っていた。

更生の機会も与えられず、

ノータイムで切られた・・。

そう感じた。

目の前の現実は潜在意識。

そのあらわれ。

メンタル崩壊の中、メンターを決めて、

少なくとも、そう仮定すると決めた。

いまだ完全に腑に落ちてはいないが、

その証拠を見はじめた。

『目の前の現実は自分の潜在意識？』目の前の現実は自分の潜在意識。その現れ・・。腑に落ちないままだが、そう仮定してきた。離婚を悪と考えていた自分のメンタルには、その方が都合良かったからだ。自…

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そう仮定すると、

元妻も同じだったのだろうな。

ここまで裏切っておいて、

別れないなんて、嫌だし、ありえない。

それはないだろ？

更生！？再構築？ありえない・・と。

今も批判の声が聞こえ続けるんだ。

自分もまだ、自分を許しきれてはいない。

だから、鏡である相手からも

同じ扱いを受けるのだろう。

もしも元妻が許してくれていたら？

もしも立場が逆だったら？

批判は覚悟も、逆の立場なら、

きっと一度は許していたかなぁ・・？

そう思うんだ。

タラレバというやつ。

まぁ、想像するのは自由だしな・・。

・・・。

仮定すると決めた事は、他にもある。

目の前の現実は、

寸分違わず最高、最善。

宇宙の采配は完璧である・・と。　

だから、その仮定で解釈するのみ。

選択された事は、最善として与えられたコト。

そう仮定した以上、最善とするべく考える。

最善となるように、時間を使ってゆく。

正解を選ぶのでは無い。

選んだ事を正解にするのだ。

別れる前から思っていた、

ホントはああしたかった、こうしたかったコト。

これから挑戦しようとしているコト。

なろうとしている在り方。

今でも意識せずについ、

変わることに抵抗を感じてしまう。

人生を変えるための在り方が揺らぎ、

行動が止まる。

もしも、元妻が、息子が、

そのまま側にいてくれたら、

きっと行動し続けることは

できなかったのだろうと思う。

気付けば、立ち止まり、

そのままで良いと流されるだろう。

最後は行動しているフリをはじめ、

逆に元妻を恨みはじめるかもしれない。

もしも、別れる前の俺が、

競馬でハマっていたマインドの危機を、

経済的危機を、

脱することができていたとしたら？

カミングアウトする必要もなく、

家族を続けられていたら・・？

もしもそうだったら、

今までの人生で、うっすらと感じていた、

心のモヤモヤが晴れることは

死ぬまで、ずーっと、ないままだったろう。

自分を制限せず、自分自身を生きている！

そんな実感は得られなかっただろう。

そうして歳を重ねて行っただろう。

それは嫌だ！

今はそうはっきりと言える。

死ぬ間際に、悔いなし！と言えるか？

まぁ、無理だね。

だから、コレで良かったのだ。

子供の頃に見ていたけど、

こんなにも偉大なる深いセリフとは

思わなかった。

バカボンのパパの決めゼリフ。

これでいいのだ！

そうだったんだね・・。

望まない離婚ではあったけどね。