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大家好!
中国語上達への道トレーナーの鈴木律子です。
朝のテレビで「声」についてのお悩み解決という
内容が放送されていました。
自分の声が相手に聞こえずらいという理由で、
聞き返されてしまうことが多く、自分の声に
全く自信が持てないというお悩みを
解決する過程がやっていました。
最終的にトレーニングを受けたその方、
①滑舌が良くなり、
②抑揚がはっきりし、
トレーニング前と比べて断然ハリのある
聞きやすい声(話し方)になりました。
これでその方のお悩みは解決し、
人にどんどん話しかけたいという
気持ちが芽生え、性格もとても明るくなったのです。
①滑舌が良くなる
こうなるには、母音で文章を読むトレーニングが
取り入れられていました。
「今日は雨が降るらしい。」という文章なら
「おおああえあううあいい。」と読む練習をする。
②抑揚がはっきりする
こうなるには、変顔(表情を作る)トレーニングを
紹介していました。
変顔❶ 顔の全ての部分が中心から外側へ弾ける感じに
目と口を大きく開いて、「パーッ」
変顔❷ ❶の顔から今度は反対に外側から中心に顔の
全てのパーツを集める感じに、「クシュッ」
変顔❸ 最後は、❷の顔から一気にとびっきりの笑顔、
「ニコッ」
❶〜❸を5回ほど繰り返す。
この内容をテレビで観ていて思いました。
私のレッスンでは発音練習は
いつも変顔でやっているということ。
私が変顔なので、生徒さんたちも安心して
口を大きく開けたり、横に引いたりと
練習されている。
母語である日本語でさえ、相手に聞き取って
もらえる声や話し方を会得するには、
練習が必要なのです。
通常の日常生活の中で
日本語は、口をあまり動かさなくても
ある程度発音できる場合が多いと思う。
「椅子」をいう時に、「イ」や「ス」で
唇を横に引いたり唇をしっかりと
窄めたりすることがあるだろうか。
中国語の" 椅子 “はピンインでは" yǐzi "となり、
” yǐ ” や" zi "は唇を横に引いて発音する音。
あまり口を動かさないことに慣れている
私たちは中国語の発音に慣れるまでは
変顔になりながらでも
唇をしっかりと横に引いて
練習することが大切でしょう。
声調(四声)の練習を始めたばかりで
音の上がり下がりがうまくできない方は
全ての一音節の音を“ ma ”に変えて
その" ma "にそれぞれの声調をつけて
発音する訓練をひたすらやると良いですよ。
例えば、以下の文は
今天是我的生日。
Jīntiān shì wǒ de shēngrì。
このように読みます。
Māmā mà mǎ ma māmà。
読む時には口を大きく開けて、大きな声で
練習するとより効果がアップしますよ。
やってみてくださいね。