今日はVAD(補助人工心臓)研修の為、佐久から3名のドクターが
いらっしゃいました。

ドクターの皆さんは
ヤギケン恒例の創部洗浄も
見学する事になりました。
介助に付いたのは
1年生ナース。
想定外だったため、
準備段階から緊張感がピークに達していて

ヤギケンが気分を和らげようと、
くだらない話をしても
全然相手にして貰えませんでした(-。-;)
洗浄は若手担当医
にやって頂きました。

そして、
もう一人の担当医が
縦隔炎を発症した
VAD患者の治療方法と、
ヤギケンの今までの治療経緯を説明されました。
ドレープの下で担当医の説明を聞きながら
改めて
自分が(VAD患者が)縦隔炎になって『助かる』ということは、
前代未聞の事なんだな~と
思いました。
VADを装着してから
1年半
種々な事がありました。
縦隔炎の発症。
拷問タイムと名付けた
毎日の創部洗浄。
最初の3~4ヶ月はアンペックやオプソ(モルヒネ)を服用し、
開胸器や開創器を使用して
創部を広げ、
3リットルの生食などで
洗浄していました。
胸骨が人工血管に触れて
人工血管から出血し、
手術で骨を削った事もありました。
その他、
脳出血や痙攣、
目眩や感染など・・・
種々な事が思い出されました。
あの頃に比べれば、
今の自分は幸せです(*^-')b
明るい未来を信じて、
これからも頑張り続けます

ヤギケン
d=(^o^)=b