滋賀ソロキャンプツーリング① | 酒とバイクとのんだくれ

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滋賀ソロキャンプツーリング/11月12日~13日
■12日(土)/1日目 
[富山]→[滋賀] 
【滋賀】

始[マキノ高原・メタセコイア並木]

[つづら尾崎展望台] 

[伊吹山ドライブウェイ]
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6:00過ぎ

バイクに荷物を積み込み、出発する頃には空は明るくなった。

積み込み時、バイク保護の為のテープを貼り忘れていたため

慌てて養生テープをバッグが当たるリアシート周りに貼る。

最初の頃、ワザワザそれ用の透明シート買っていたけどコスパも良くなく、

張ってすぐ剝がすものなんだからと安い養生テープで十分なことに気がついた。

この日の朝はそれほど冷え込んでおらず、冬用ジャケットをベースに着込んでいたが、暖かいくらいだった。

これくらいなら長野方面行けたんじゃないかなと一瞬頭によぎったが山の天気は分からないしなと、思いつつ走る。

以前9月中旬に長野でキャンプした時、夜に吐く息が白かった記憶がある。

それ位冷え込んでた。

小杉ICから北陸道に乗り、まずは南下。福井の敦賀へ向かう。

早朝の空はやはりキレイだ。

後ろの景色撮ろうとして自撮りになる。

道路途中の気温計で11℃と出ていた。

11℃もあるなら長野行けたかなーとしつこく考えていたけど、山に入っていくにつれ段々冷えてきた。

 

さ・・・ささ・・・寒い。

 

出発の時暖かかったものだから着ようと思っていたウィンドブレーカー、着ずに走り出したけどやっぱり着ておけばよかった。

カイロも一個ぐらい貼っておけばよかった。

やっぱ11月は寒いよ。

 

7:40頃

寒いのとトイレ近いのとでまずは「尼御前SA」で最初の休憩。

寒い時期の休憩中、以前姉さんに教えてもらい、グローブはいつもバイクの暖かい隙間につっこんでおく。

こうしておくと出発する頃にはグローブがポカポカ。

まぁ、走ってたらやがて冷めていくんだけど。

カイロ貼ってウィンドブレーカーしっかり着こんで再び出発。

走るにつれなんだか段々霧っぽく、白っぽくなってきた。

福井に入り、丸岡あたりに来た時には電光掲示板で霧注意と出ていた。

福井の朝はいつも霧に包まれている気がする。

やがて視界は真っ白になってきた。

雨は降っていないけど水蒸気でバイクが雨に打たれてるように濡れていく。

シールドにも水滴がついて、雨雲の中を走ってるみたいだった。

 

9:00過ぎ

敦賀ICで高速を降りると霧はすっかり晴れていい天気。

霧でビッショリのバイクとジャケットもすぐ乾いてくれた。

R161を南下していくと紅葉も今がちょうどだったのかな。

道の途中にスキー場もあるだけに、天気はいいけどやっぱり冷える。

やがて最初の目的地、マキノ高原の「メタセコイア並木」に到着。

まだ比較的時間が早いためか車もバイクも通りが少なく、写真撮るにはいいタイミングだった。

そういや関西のツーリングマップルの表紙ってここだっけ。

2回目で感動は薄れるけどやっぱキレイな道だな。

この並木道、以前天橋立キャンツーでマキノ高原キャンプ場に来た時に通ったけどその時写真一枚も撮ってなかった。

そん時は食材探しに奔走していた。

写真も撮ったので並木道を南へ走る。

※うるさい音出ます

道路真ん中にちらほら人が立っていた。

写真撮りたいのは分かるが、バイクで幅取らないとはいえ危ないから避けてほしい。

マキノ高原から県道557の琵琶湖沿いの道を走る。

※うるさい音出ます

 

10:00過ぎ

557から513へ走り「つづら尾崎展望台」へ。

琵琶湖が望める展望台。今日はよく晴れてくれている。

ここまで来るとだいぶ暖かくなってきた。


お店はあるけどまだ時間が早くて全部開いていない。

駐車場の奥の方に行くと何かオブジェが見える。

像やらキリンやら。

どうぶつの森・・・・と、奥のハートオブジェと看板には恋人の聖地と書いてあった。

恋人の聖地って旅先で結構見るけど何をもってして聖地なのかよく分らん。やっぱ景色がいいからかな。

スポットにすることによって観光客を呼び込んでるのだろうか。

私には縁がないのでさっさと後にする。

県道512から長浜市に入りしばらく走ると、次の目的の伊吹山が遠目に見えてきた。

伊吹山ドライブウェイの料金所に到着。

ここを上ると山頂近くまで行けるみたい。

通行料金確認せずに来たため、バイクならせいぜい500円くらいかなと勝手に思ってたらビックリ2160円。

そ・・・そっか・・・。

でも道はきれいだったし、車も少なければ走りやすい道かなと。

※うるさい音出ます

山頂までは10km位。

その道のり、路肩に一眼カメラ構えた人が大勢いた。

しかも結構な望遠付けてる人がほとんど。

装備からして朝から夕方までそこで何かのシャッターチャンスを狙ってる感じだったんだけど、なんなんだろう?

トイレとかどうすんだろう、と地味に疑問に思った。男ならなんとでも(?)なるか。

走っていくにつれ標高も上がり気温も徐々に下がってヒンヤリしてきた。

下界はだいぶ暖かかったけど着込んだまま来てよかった。

夏だったら涼しいのかな。

 

11:45頃

山頂駐車場に着くと入ってすぐ左手に2輪駐車スペースがあった。

広めの駐車場を歩いて行くと山小屋と展望台。

小屋の手前にトイレもあったけど紙はないので注意。

小屋にはお土産屋さん。

と、食堂。

朝の5時過ぎに朝飯食べてから、飲み物以外口にしていないので空腹。

せっかくなのでここで昼メシ取ることに。

体も冷えていたので暖かいよもぎ山菜うどん。食堂テラスで頂いた。

味は至ってごくごく普通。でも体は温まった。

昼メシあとは食堂横に展望台があるのでそこにも登ってみる。

駐車場にはまだまだ余裕があります。

山頂へと続く道があり、この後登る予定。

展望台を下りて山頂へ向かおうと思った時、さっきまで手に持っていたネックウォーマーがないことに気がついた。

あれ、どこかで落としたか。

一度降りた展望台をもう一度登って確認するが何もない。

あれ、おかしいな。どこいった。

この時期ネックウォーマーないと日中でもちょっと辛いぞ。

さっき昼メシ食べてた時はまだ首につけてた。

その後トイレに行って、出た後確か外して手に持って展望台に来てるから・・・。

あるとするとその狭い範囲に落ちてるかも。

トイレまでの道のりをウロウロしながら探してたらトイレ横の塀に、誰かが綺麗に掛けてくれてた。

誰だか知らないけど、ありがとうありがとう、気をつけます。

なんかやっぱ毎回落し物してる気がする。

では山頂へ。

入口横に「伊吹山入山協力金(任意)一人300円」の箱が置いてあった。

小銭を見たら、ごめんなさい、300円には届かなかったけど小銭がジャラジャラあったので入れといた。

山頂までの道はしばらくこんな砂利道が続く。

さっきまで肌寒かったのに登っていたらやはり暑い。

バイクジャケ脱いでパーカーも脱いで腕まくって登った。

途中から砂利ではなくなり、ゴツゴツした石や岩の道に。

麓からの登山者が右手から登ってきていた。

駐車場から15分程(?)で山頂に到着。

付いた頃には結構汗ばんで。

ペットのお茶かなんか持ってこればよかった。

天気もいいから広場でご飯食べてる人が結構いた。

伊吹山頂1,377m。

周囲に他に高い山ってないんだな。

山小屋に濃厚バニラソフトがあったのでもちろん頂く。

結構粘性のあるソフトで、機械からクリームが出る時もニュルッとは出てこず固そうだった。

種類はバニラと抹茶とイチゴ。だったはず。

それとは別にスジャータソフトもあった。スジャータは食べないけど。

ソフト食って座ってたら段々体冷えてきた。

そろそろ下界に降りよう。

距離は短いとはいえ登山道、バイクブーツなら問題ないと思うけど、途中すれ違ったおねーさんがパンプスで登っててびっくりした。

あと疲れてへばってる婆様を爺様がおぶって登っててこれもびっくりした。

爺様すげー、体力あるんだ。

あ…愛の為せる技だろうか…。

駐車場に戻るとたくさんのロードスターが並んでいた。

その横に「オフ会駐車予約スペース」と立て看。

私はMR-Sの方がいい!!と心の中でよく分からない異議を唱えながらバイクに戻った。

そんな私のMR-Sは今入院中。

来た道を再び走るが、やはり目につくのは路肩でカメラを構えるたくさんの人たち。

道に近いところにおっちゃんが立ってたのでバイク停めて聞いてみると、

みんなイヌワシ撮るためだそうな。

そうですか、私は次の目的地へバイクを飛ばす。

 

■11月12日(土)/1日目 →つづく