とあるリサイクルショップを物色していると。
なにげにスピニングリールが放ってあります。
ダイヤモンドとあります。ダイヤモンド オートベールSS!?
伝説のキャリアSSに酷似したリールでした。
詳細不明でしたが、とりあえず購入してみました。
金額は明かせませんが、年代を考えると微妙な値段ですがオークションほどではなかったです。
これをHZ671ULに取り付けてみました。
ST600よりしっくりきます。
デザインがシンプルなのでどちらかというとST600の方が好みです。
しかし、このオートベールSSは状態が良い!
リールフットも薄くてテネシーに合います。
おそらくですが、さほどキャリアSSと差はないんではないでしょうか。
こちらはワンタッチでスプールが外れ、ベイルが折りたためる機構のためやや重量があるかもしれません。
187gと188gをいったりきたりします。
中を掃除していないので、グリス等を取り除いたらわかりません。
スプール径が39mmで、現代のリールの1000番と同じです。
ネットで調べると、どうやらサイズ展開が ミニ、SS、No.1、No.2となっているようです。
2番目に小さいモデルなんですね。
どうでもいいですが、なにかハマることを「沼」というんですか?笑
自分より、ずいぶん詳しい方がいらっしゃいました。
現代の最軽量リール17ソアレ500と比べてみると、500ボディに1000スプールが付いている感じでしょうか。
ソアレも39mmですが、糸巻き量がありません。
オートベールは2号(8lb)が150mとあります。
ハンドルの回転はいまのところ、軽くありません。
人差し指で回してもさほど辛いわけではないのでなんともいえません。
しかし、ハンドル位置が8時まできても自重で勝手に回りません。
これは細かい釣りをするとき重要になってきます。
ステイさせたいのに勝手に動いてしまうことがあるのです。
中のグリスが固まっている可能性もあります。
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スプール径がST600より大きいのでオートベールの方が実戦向きです。
他方、ST600は一点で動かすにはいいかもしれません。
魚をかけていないので、はっきりとは言えませんが盛期にかけると寄せるのに時間がかかりそうです。
コレクションアイテムになりそうです。
ダイアモンド、というのは安価で使いやすいリールを多数販売していたようですね。
自分は関東ですが、いままで一度も手に取ったことはなかったので新鮮です。
自分も探していたわけではありませんが、思いがけない出会いでした。
しかし、精緻を極める現代のタックルに比べてなんと簡素なものだこと。
趣味が深まってきました。