(友達に)

 

君を見守る余裕が僕にあるんだろうか?

僕は君が思っているよりずっと深く病んでいるんだ。

例えば君が、僕の仮想の存在じゃないかって

疑ってしまう程に

君の笑顔に安らぎを感じながら

それ以外はいつも走っているような状態

君がせめて僕と深淵に堕ちないことだけ願って

君のもとから逃げ走る僕は

魂いっぱいで泣いているよ

僕が君を助けたんじゃない

君に僕が助けられているんだ

君がいなくなったら

ひとりぼっちでは

僕は本当にもう生きてはいけない

そのことが昨日の夜わかって僕は泣きたくなった

それでも君が存在してくれたことが

君が僕を友達に選んでくれたことが

本当にうれしくて


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