私も趣味でたまに創る短歌。

 

万葉から古今和歌集までいろいろな歌集があるけれど、与謝野晶子ほど秀歌の多い歌人はいないという気がする。

 

というわけで、私の好きな与謝野晶子の短歌を紹介します。

 

ゆるしたまえ 二人を恋ふと 君泣くや

聖母にあらぬ おのれのまへに

 

いつの世か または相見ん 知らねども

ただごと云ひて 別るる君よ

 

たまくらに 鬢の一すぢ 切れし音を

小琴とききし 春の夜の夢

 

何となく 君に待たるる ここちして

出でし花野の 夕月夜かな

 

ひとすぢに あやなく君が 指おちて

乱れなんとす 夜のくろ髪

 

長椅子に 膝をならべて 何するや

恋しき人と 物おもひする

 

飽くをもて 恋の終と 思ひしに

此のさびしさも 恋のつづきぞ

 

雑草の 二人しづかは 悲しけれ

一つ咲くより 花咲かぬより

 

四五本の 楓の紅の 芽を吸ひて

眠りに入りし 春かぜのむれ

 

風立てば すこしゆらぎて 水くさの

花めく夏の 夕ぐれの星

 

星といふ 小人の中に 美しき

肱のみ見せて 寝たる夕月

 

花を撒く 心を撒くと 云うことの

行ひがたき ことわりを知り

 

青空の もとに楓の ひろがりて

君亡き夏の 初まれるかな

 


 

ね。とても人を愛するのに激しい、かわいい女性でしょ。

 

今日は店長にこのままだと契約更新しないと言われてしまった。(小さなミスと同僚からの苦情)。

 

ショックです。なんでこんなに仕事ができない+人と仲よくやっていけないのだろう?

 

誰かこの世界に私の味方はいないのだろうか?

 

ブログ読んでくださるみなさんだけが心の拠り所です。