最近、「自閉症」の子どもを持った父親が、自分の子育てについて語ったサイトを見つけた。
サイト自体は偶然見つけたものだったのだけれど、私の中では不思議と印象が強く、その後「レインマン」を観たり、自閉症関係の本を読むなど、さまざまな行動に波及した。

その中で見つけた本に、すばらしい良書があったので紹介しよう。

子どもへのまなざし/佐々木 正美

¥1,785
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佐々木正美さんという(男の方です)精神科医が、語り口調で子どもの育て方、あるべき親の心持ちについて分かりやすく語っている本だ。

要約すると、子どもは人生・人格の土台を作る幼少期がとても大事で、この時期に親からの愛情をしっかりと与え育てなければいけない、という内容である。

家と同じで、基礎がしっかり出来ていないと、高級家具や真新しそうな外見で着飾っても、欠陥住宅になる。だから、言葉が通じなくとも、目があまり見えなくとも、人格の基礎をつくる幼少期こそ、しっかりと子どもと向き合い育てるのが大事なのだそう。家具は買い換えられる、家の壁も塗り替えられる。しかし、基礎を直すためには、一度家を壊すしかない。基礎がだめな家は、あとからどんなに改築を行っても、結局は補強にしかならず、補強工事に多大な労力を払っても、子どもは一生消えない傷を負って生きて行かなくてはいけなくなるのだそうだ。

日本では、泣く子をすぐあやすと泣き癖がつくから無視しろ、だとか、転んだ子どもに手を貸すな(個人的には、自力で立ち上がった後に誉めるのなら、良いことだと思う)と、獅子は子を千尋の谷に突き落とす的な育て方がはやった国だけれど、私は、どちらかというとイタリア的な子育てがしたいなと考えている。

イタリア的な子育て、とは、ひたすら子どもに愛情を注ぎ、多少のおいたは多めにみることだ。
イタリアのマンマは、自分の息子を褒めちぎりぬき、かいがいしく世話をしまくり、とにかく可愛がりまくる!
この育て方をすると、幼少期にあんなに泣き虫でマンマがいなくちゃ何もできない悪戯小僧が、青年期になったとたん、ジェントルマンないい男(しかも母親思いの孝行息子)に変身するのだそう。

その結果生まれるのが、べったべたの最強マザコンマシーンなのは問題であるが、なんともいい話ではないか。子どもは愛情を与えて育てれば、しっかりと育つ、の典型的な例だと思う。

人はひとりじゃ生きられない。
最初は親、次に友達、そして恋人、仲間、先生、上司・・・・。
そうやって少しずつ何かを学びながら大人になればいいのであって、やれ空気を読めだの、自立しろだの、子どもにいきなり大人みたいなことを要求するのはよくないと思う。

子どものうちに、子どもにしかできないことをしておかなければならない。
そうやって、十分に甘え、悪戯をし、怒られ・・・だから、他人を愛せて、他人の過ちを許せる人間ができあがるのだと思う。かつて自分が周囲から受け入れられてきたように。

この前、小学校時代からの親友が妊娠し、婚約した。

私はその子にこの本をプレゼントしようと思っている。

その子に、すばらしい親になって欲しいから。

そして、その子どもに、母の親友として、幸せな人生を生きて欲しいから。



1.人生に正解はないと知る
2.社会の仕組みを観察する
3.世間の常識と親のいう事を一度疑ってみる
4.幸せで素敵な大人と出会い
5.10代の頃の両親をイメージする。
6.好き嫌いをはっきりさせる
7.将来、何で食べていくか考える
8.「思考と感情」が人生を動かしていると知る
9.何を学ぶか考える
10.初めての「旅」にでる
11.一生つきあえる親友をみつける
12.恋をする
13.外国語を習う
14.一生を左右する本や映画と出会う
15.お金とビジネスについて学ぶ
16.運命について考える
17.夢を生きる

『30代』

1.すべてを手に入れることは不可能だと知る
2.変えられることと、変えられないことの違いを知る
3.自分の勝ち(負け)パターンを知る
4.セルフイメージを定期的にチェックする
5.お金と真剣に向き合う
6.パートナーや子供をもつか決める

7.自分の居場所を決める
自分の居場所を探すのが20代だとすれば、自分の居場所を決めるときが30代

8.両親とお別れしておく
たとえば親のことを嫌っていたら、その親とそっくりな自分の部分を嫌っているわけです。でも親のことを100パーセント愛すことができたら、自分を100パーセント愛することができるようになります。

9.年齢の離れた友達を持つ
自分よりも20歳、30歳上の人とお付き合いすることは、その人の人生を感じさせることにつながります。それは、自分の未来をシュミレーションになります。年下の友人をたくさん持つということも、年上の友人を持つのと同じように大切です。

10.運を味方につける
「自分の運の波をまず把握すること、そして、運を管理することが成功の近道だ」と教えてくれました。ツキの波に乗っているときにはなにをやってもうまくいくし、逆のときは、努力しても無駄ということです。

11.自分の内に潜むダークサイドを癒す

12.メンターから学び教えを次にまわす
人は誰かに教えることで、その学びを深めることができます。

13.人脈を金脈に変える

14.才能のかけ算で勝負する
自分の才能の一つひとつが中途半端でも、それをどうかけ合わせていくかで人生は変わってきます。すば抜けた一つがなくても、「才能のかけ算」が大事なのだと気づいた人は成功します。考えてみると、一つの才能だけで成果を出している人は少ないのです。たとえば歌が抜群にうまいという才能を生かして成功するのは、ごく限られた人です。それよりも、一つの才能は小さくても、かけ算をすることで、人生で結果を出せるようになる。そのことを知った人が強いと私は思います。

15.大好きなことを仕事にする

16.人生の目的を知る
人生の目的というと、大げさな感じもしますが、要は、何を大切にするかです。家族との関係なのか、個人的な夢なのか。自分にとってかけがえのない、とっても大切なもの、それが人生の目的です。

17.自分のお葬式の弔辞を書いてみる


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『40代』

できること、できないことを見分ける
自分史を書いてみる
60代、70代のメンターに教えを請う
先立つ後悔をいましておく
健康と時間を資産だと考える
お金とどうつき合うかを決める
ノーと言う勇気をもつ
世界に自分が何を残せるかを考える
自分のサンクチュアリをもつ
家族とつながる最後の10年を大切にする
パートナーシップと向き合う
新しいことに挑戦する
現在の人生の中にある祝福を数える
手が届く夢をかなえる
絶対にあきらめない
正しいことよりも楽しいことを選択する
人生の意味を見出す