愛猫の入院と、覚悟。 | MAKIKO'S On and Off ~and the Beyond~

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人との出会いを大切に。

オンとオフの充実に向けて、日々徒然。

コンサルティングのお仕事と、その先にあったもの。見えてきたこと。

ブログも滞っていましたが、

さらに最近書いてなかったマロンのこと。

 

半年くらい前から水を大量に飲むし

様子がおかしいなーとは思っていました。

 

年明けだったか、一度病院に連れて行く予定でしたが、

娘が熱を出したとかでキャンセル・・・。

そしてそのまま再度放置。

 

先週くらいから歩き方がおかしくなって、

後ろ足を引きずるように。

 

さすがに慌てて病院へ連れていったところ、

血液検査やレントゲンなどもしっかり撮って頂き、

された診断は糖尿病・・・。

 

血糖値はかなり高く、かなり悪い状態なので、

即入院して治療した方がいいとのこと。

 

 

これまで猫のフードといえば、

ロイヤルカナンか

サイエンスダイエットのみで、

それ以外のものはほぼあげていなかったのに、

まさか糖尿病になってしまうなんて。

 

色々調べたところ、

食べているものだけでなく、

高齢になってくると、室内猫は運動不足などから

糖尿病にはなりやすいみたいでした。

特にオス猫。

 

まだ11歳だし、

まさかそんなに病気が進んでしまっているなんて、

全く想像もしていませんでした。

 

少し前までは、

多飲多尿以外は全く元気だったのに。

 

先週、一泊留守にした際、

ご飯やお水が足りなかったのかなと、

それで悪化しちゃったのかなと、

今頃後悔しても遅いのですが、、、

 

先生からは、入院、治療しなければ、

数日も持たないかもと言われましたが、

あまり猫の病気の治療に積極的ではない主人は、

もうお家に連れて帰ってあげようと言うし、

どうするかとても悩みました。

 

でも、何もしなければあと数日かもしれないと言われて、

そんなに短い時間でマロンとさよならするという決心は付かず、

治療をお願いしました。

 

インスリンの適量を見極めるためには、

短くても1週間くらいはかかるだろうとのこと。

現在の状況を考えると、

入院中に亡くなってしまう可能性すらあると。

 

そして、退院しても、

注射を打ち続けなければならないこと、

それが猫が望んでいることかもわからないし、

私が小さな娘のお世話や仕事をしながら、

一日数回の注射と、

血糖値のコントロールをしてあげられるのかも悩みました。

 

完治する治療であればもちろんしてあげたいのですが、糖尿病は一生続くらしく。

(インスリンが不要になる猫ちゃんもいるそうですが)


2日目に御見舞に行ったとき、

ゲージの中でカラーをされて、点滴に繋がれ、

獣医さんたちには変わらず攻撃的だし、

ほとんどご飯も食べていないと聞いたのに、

私や主人の顔を見たら、

一瞬怒りましたが、

すぐに優しい声でニャーっと泣いて、

ものすごい勢いでご飯を食べ始めたマロンを見ていると、

どうしても連れて帰ってきて、

自宅でお世話をしてあげたいなと。

 

もし残り短い命なら、

少しでも長く一緒に過ごしたいなと、

安心できる場所にいさせてあげたいなと、

結局入院は3日で取りやめて、

自宅に連れて帰ってきました。

 

それが昨日の夕方のこと。

 

帰宅後は、すぐにご飯のところに行き、

大好きなカリカリフードを食べていたので、

やっぱり連れて帰ってきてよかったと思っていたのですが、

自宅でインスリン注射を始めた後から

ほとんど食事をしなくなりました。

 

今日は丸一日ほとんど何も食べていません。

ウエットのフードをあげても、全く口にせず。

大好きなササミのおやつは、辛うじて少しだけ口にしましたが、

いつもならペロッと舐めて満足げにしているヨーグルトも

見向きもせず。

 

昨夜からトイレ以外の場所での粗相も続いています。

 

糖尿病の特徴は多飲多尿らしいのですが、

あんなに飲んでいた水も一切飲まないので、

スポイトで口に入れて無理やり飲ませてみたり。

 

食べない状態でインスリンを打つと

低血糖症状を起こす可能性もあるそうなので、

明日の朝の注射はどうしようか悩み中。

一度獣医さんに相談しようと思いますが、

食べず飲まずで寝ているだけのマロンを見ていると、

もういつ旅立ってもおかしくないんじゃないかと思って、

マロンを見ては涙の数日。

 

ブログは、

マロンの記録と、

私の気持ちの整理のために書いておこうと思いました。

 

娘が産まれてから、

どうしてもマロンと一緒に過ごす時間は減っていて。

 

ご飯やお水、トイレなど、

最低限ののお世話はもちろんしていましたが、

積極的に遊んであげたり、

ブラッシングしてあげたり、

撫でてあげたり、

そんな時間はどうしても減ってしまっていました。

 

さらに、

娘が大きくなるにつれ、

大きな声を出したり、家を走り回ったり、

時にイタズラでマロンの尻尾を踏んでみたり。

娘を見ると逃げるように。


これまで10年近く、

ゆっくりゆったり過ごしてきたマロンにとっては

小さな子供と一緒に暮らすことも

ストレスだったかもしれません。

(糖尿病の原因のひとつに、ストレスがあるそうです)

 

さらに一昨年引っ越しをして、

マロンが育ってきたお家とはさよなら。

前のお家はバルコニーも広く、

お外が好きなマロンは目の届く範囲でお外に出してあげることもありましたが、

新しいマンションは階層も高いし、

バルコニーもそんなに広くないので、

お外に出してあげることもあまりできていませんでした。

 

実家にも猫がいて、

2年半くらい前に他界しましたが、

小さい頃から本当に猫が大好きで、

結婚してからマロンを迎え入れる事ができた時は

本当に嬉しくて。

 

私が転職したばかりで疲れ果てていた時に連れてきたのですが、

小さくてフワフワのマロンに本当に癒やされました。

 

3年くらい前、本当にツライことがあった時も、

マロンは一緒にいてくれて、

泣く私の側に黙って座っていてくれました。

 

それなのにここ数ヶ月、

プライベートでも色々あり、

娘のイヤイヤ期も重なり、

既に更年期なんじゃないかと思うくらい私はイライラして、

コントロールできないことが増えて。

マロンがソファや椅子で爪とぎをすると、

つい大きな声を出して怒ってしまうことが

数えきれないくらいありました。

(娘が真似するほどで、さすがに気をつけるようにしましたが)

 

あんなに猫が大好きだったことすら

ほとんど忘れかけていて、

作った作品で爪とぎされた時には、

マロンなんて飼わなければよかった、

なんて考えてしまっていたほど。

 

そんな私の気持ちを見透かすかのように、

病気が進んでいったマロン。

本当に私のせいかもしれない。

何度もごめんねと謝りました。

 

でも、確かに寿命には少し早い気はしますが、

注射とか点滴とか、

どんな治療をしてあげてでも、

少しでも長く生きてほしい、とも本心では思えず、

インスリンは打っていますが、

このまま自然に任せた方がいいようにも思ったり。

 

でもできる治療があるかもしれないのに、

それをしない選択をすることも罪のように思ってしまったり。

後悔するような気もしていたり。

 

家の中なのに、少しでも姿が見えなくなると、

どこにいるのか探しに行って。

眠るマロンのお腹が小さく上下しているのを見ると

あぁまだ生きているとほっとして。

すっかり小さく軽くなってしまったマロンを撫でて、

気持ちよさそうに身体を委ねるマロンを見ると、

まだちゃんと意識もあると安心して。

 

 

いつかは訪れるお別れだけど、

それが今なのかよく分からずにいます。

 

いろんな思いが頭を巡っていて。

 

それでも、少しでも長く生きてほしい。

 

それでも、

もしさよならしなきゃいけないなら、

お願いだから私が一緒にいてあげられる時にしてほしいと

お願いだから私がいない間にいなくなっちゃわないでよと、

マロンから離れられません。

 

思い浮かんだまま打っているので、

まとまりもなく、分かりにくい部分もあったかもしれません。

 

もしペットを飼っている方、

亡くされたご経験のある方など、

不快に思う表現があったら申し訳ありません。

 

一旦このままアップしておこうと思います。