息子は1歳半~3歳までが大変で、まだ若かった私は自分もいっぱいいっぱいで、怒りながらよく一緒に泣きました
娘は3歳からがほんとにややこしい
言い出したら聞かないし、言うことは聞かないし、機嫌が悪いともう無茶苦茶、ワガママもひどい
保育園で最近、1番になる競争が流行っているのか、家でも1番にこだわってます
洗濯物を1階から3階まで上げるのですが、家族4人の洗濯物がかなり重いうえ、今は足も痛みを耐えながらなので、もたもたゆっくり遊びながら階段上がる娘を待っていられず追い越して、先に洗濯物を干しに行きました
すると
めちゃくちゃ怒り泣き叫びながら「KOKOちゃんが1番なのー!!」と、ずーっと同じこと繰り返し、手に負えない状態が続きました
1階から2階へ降りる時なども同様、私が先に降りると2階からやり直しさせられることもあり、言い出したら聞かないので大変
ですが、今日は娘と1番についてしっかりお話しました
「なんで1番じゃないと嫌なん?べつに1番じゃなくてもいいやん」
・・・・・(下記へ続く)
私はこの1番とか競争とかって昔から大嫌いでした
別に2番でも3番でもビリでもいいと思います
結果が1番じゃなくても、自分もがんばったのであれば2番でもビリでもそれで良いと思います
悔しいから、負けたくないからという理由や動機で、誰かの上になることを目指して1番になるのは私は嫌です
子供達には誰かを蹴落としてでも自分が1番になりたいと思うような子にはなって欲しくないです
ライバルは自分自身だけでいいと思ってます
自分自身へ挑戦し、1番になれたらそれは素晴らしいと心から思います
負の動機から1番になると、優越感に浸ったり人を見下す傾向になりがちです
お互い認め合い一緒に高めあえる良きライバルなら良いとは思いますが、一方的に、あの子より上!あの子より勝った!など、お友達を敵視することになるのは嫌です
競争って苦手です
競って争うもんですから
結果が全てだというけど、私はそうは思いません
べつに何番になっても、いいと思ってます
人生において大切なのはそんなもんじゃない
学校など教育の場で、競いあうことをたくさん学びます
競争社会
スポーツでは感動もうまれますが、大概プレッシャーやストレスとなります
競争は大人社会の色々なところでもあります
競争社会で教育されてきているので、日本人は神経が張りつめピリピリしていると思います
保育参観など参加していて感じたことは、勝ち負けの競争することがやはり多かったです
保育園の帰りはよく今日は○ちゃんが1番やった、今日は△くんが1番やったと言ってます
私自身は、幼稚園の頃から競争や比べられたり順位をつけられたりすることに、かなり抵抗を感じてました
競争は分離意識が働き、争いの元にもなります
競争により社会は発展してきたのだと思いますが、もう現代人はクタクタです
なので心の癒しを求める人が多いのだと思います
今からの時代は統合、調和の時代となるので2極の分離したものには意識的に違和感が出てきます
ですが競う教育は根付いています
優秀な人はいますが落ちこぼれた人なんていません
1番じゃなくビリでも、どんな人でも、みんなそれぞれ光るもの持ってます
・・・・・(話は戻り)
娘は、まるで1番じゃないとダメみたいに、怒り狂ったようにずっと泣き叫ぶので、息子が怒り、娘はしゃくりあげながら泣くのを必死で我慢してました
「なんでそんなに1番がいいの?」
「1番じゃなくていいやん」
「べつに2番でも3番でもビリでもいいやん」
「○ちゃんが1番でもいいし、△くんが1番でもいいし」
「KOKOちゃんがビリでもKOKOちゃんはKOKOちゃんやろ」
「1番じゃなくても、2番でも3番でも、ビリでも、ママはKOKOちゃんのこと好きやからね」
「べつに1番じゃなくていいよ」
色んな事お話すると、息子に怒られ泣くのを我慢してこわばってた顔が緩み、甘えた顔してエ~ンって泣き抱き付いてきました
保育園ではかなりおりこうさんらしく、小さいながらに、たくさん我慢したり、1番がおりこうさんだと思ってるだろうから、必死に頑張ってたりするんだろうなと思いました
だから家ではその反動で、かなりのヤンチャです
頭抱え泣きたくなること多々ありますが、私が不在する時はおりこうさんになり笑顔で「お留守番がんばる」と言う娘
その言葉を聞いて安心してたけど、小さいながらにいっぱい我慢し頑張ってたんだなと思いました
保育園や実家などに預けることが多く、息子の時より一緒にいる時間が断然少ないけど、今この1番ややこしく1番可愛い時期を、一緒にいる時間だけは愛情を込めて甘えさせてあげたいなと思いました
1番じゃなくていい
頑張り過ぎなくていい
おりこうさんじゃなくていい
甘えたい時は甘えて、泣きたい時は泣きなさい
まだまだ私も未熟ですが、子供にとって気が緩み、いつでも包み込んであげられる、そんな居場所でありたいものです