衆議院東京第15区補選の情勢調査では立憲共産党が30ポイントで先行し、維新の金沢、日本保守党の飯山候補が10ポイントずつで追い上げているという分析がメディアで報じられている。

 

しかし15区はもともと保守が強い選挙区。

 

調べてみると、前々回の衆院選では投票数25万票に対して保守系で17万票(75ポイント)を獲得していた。

 

前回2021年では自民党の秋元司スキャンダルで、立憲が自民への批判票を吸収し6万票を獲得、25ポイントまで得票を伸ばした。

 

しかし、自民から立憲、維新などに票が流出したものの、保守系トータルで考えれば13万票(約50ポイント)をキープしている。

 

前回得票を伸ばした立憲も、今回は批判票の受け皿が増え、さらに元立憲の須藤元気が立候補していることもあり、票が分散することを考えると、実際にはメディア予想の30ポイントにはとても届かないのではないだろうか。

 

報道とは異なり、せいぜい25ポイント止まりがいいとこなのではないかと思う。

 

結果的に、保守系の50ポイントが維新と日本保守党にどう配分されるかがこの選挙の趨勢を決めるのではないかと予想している。

 

自民公明(特に女性票)は流石に5股ならぬ5回不倫の乙武には向かわない。

 

もし維新と日本保守党で同程度分け合うことになれば25ポイントで3者が一直線上に並び、まさに誰が当選するかわからない混戦状態になる。

 

しかし、自民、公明が維新に投票するのはなかなかハードルが高い。

 

公明にとって維新はモロにキャスティングボードを奪い合うライバルだし、自民も維新に存在感を示されるのは決して面白くはないだろう。

 

おまけに、維新の金沢候補の演説を聴いても、ただ党の政策を読み上げているだけのような心もとなさを感じる。

 

こう考えると泡沫扱いされていた飯山あかりもワンチャン勝機があるのではないかと期待は高まる。

 

江東区の有権者の皆さん、今の政治にNOを突きつけるなら、日本保守党の「飯山あかり」に一票を!