われらが名宰相、岸田文雄先生がわれわれ庶民のために減税してくださるという。ありがたや。ありがたや。
どれくらい減税してくれるのかな?ワクワク!
ざっくりだけど計算してみた。
日本の総世帯数 5400万世帯
そのうち非課税世帯は23% 1240万世帯
非課税世帯には1世帯あたり7万円給付されるので、
非課税世帯への給付総額は8680億円
これに対して課税世帯は4160万世帯
日本の非労働人口は3320万人なので
課税世帯の被扶養人口は2500万人程度
すなわち所得税減税対象にカウントされる人口は6660万人
これに対して4万円が減税されるので
所得税の減税総額 2兆6640億円
給付と減税を合わせて 3兆5320億円
税収は補正後予算との対比では2020~2022年度にかけて3年連続で上振れしており、平均上振れ額は+3.9兆円となっている。
(今年も上振れるよ!)
つまり去年までの3年間だけで見ても11.7兆円の税収増。
あれあれ、税収増を国民に還元すると言っていたけど、還元されるのは3分の1にも満たない金額だったんですね。
(今年の分もあるから実際は4分の1未満になるな)
さすが財務省御用達内閣の岸田政権、財布のひもは緩めてない。
「過去に例を見ない思いきった施策」とブチ上げたわりはなんともショボい金額。
デフレギャップはまだまだ15兆円くらいあるから、こんな中途半端な金額では景気は上向かないね。
岸田さん、まーた口先だけでフカしてました。
危うくダマされるとこだったぜ。
安定の岸田クオリティ。