日本保守党の結党パーティーで、河村市長が世襲のことを「政治の家業化」は良くないと言っていたが、全くそのとおりだ。

 

世襲は政治の利権化や一般国民感覚との遊離化が進む根本原因だし、「政治=ファミリービジネス」と捉えているわけだから、国民より自分たちの利益を優先する構造に陥るのは当然だ。

 

ここをなんとかしないと政治腐敗と機能不全は根本的に止まらない。

 

だって、いずれ(やらかした)岸田翔太郎くんも確実に国会議員になるってことだよ。

 

世襲を可能にしている制度的一因は、後援会や政治団体の相続、贈与に税金がかからないことだ。

 

会社の株式の相続には相続税がかかるが、政治団体の実質的相続には相続税も贈与税もかからない。

 

政治団体に資金をプールしておけば、その資金は無税で相続できる。

 

世襲候補は若くして立候補が可能な原因の一つ。

 

左翼嫌いの私は立憲民主党も大嫌いなのだが、この法案だけは支持する。

 

 

立憲民主党が国会に提出したのは、国会議員が引退したり死亡した際に政治団体や政治資金を親族に引き継ぐことを禁止する「政治資金規正法」の改正案

 

ついでに、政治資金の引き継ぎ自体に高税率の相続税、贈与税を課した方が良い。

 

これだけは増税大賛成。

 

利権団体の力を削ぐ効果がある。

 

他の野党も相乗りすれば良い。

 

もちろん世襲まみれの自民党が邪魔するから、法案は通過しないだろうが、問題提起にはなる。