別に愛人がいても、婚外子がいても、関係者が納得しているのならプライベートの話だと思うし、政治家の本質的な価値とは関係ない。

 

でも「自分の子じゃない」とウソつくと信頼が失われ、政治問題にもなりかねないよね。

 

木原をいまだに官邸まで車で送ってくれるほど距離が近い愛人さんがハッキリ木原の子だって言っているのであれば、実際そうなんでしょう。

 

愛人さんは木原から直接経済的な支援は受けていないけど、木原の支持者からは友人として経済的支援を受けているらしい。

 

これは本来なら木原が払うべき養育費を迂回して肩代わりしてもらっているのだから、支持者から木原への実質的な贈与だと思うけどね。

 

贈与税払った?

 

これを否定するためには、意地でも自分の子供ではないと主張しなければならないのはわかるが、子供がかわいそうだよ。

 

たとえ多忙な中、ディズニーランドに連れて行っても、七五三に付き合っても簡単にチャラには出来ない。

 

木原はむしろフランスのミッテラン大統領を見習った方がいい。

 

1981年の大統領就任直後の記者団との朝食会の席上で、婚外子の娘について質問されたとき、「それがどうかしましたか?」(Et alors?)とミッテラン大統領は切り返した。

 

そして愛人のスクープ写真を記者に見せられた時、彼はこうも言った。

 

「彼女はキレイだろう。そう思わないかい?」

 

日本とフランスの文化の差はあれ、木原がこれくらい言えれば、僕は彼を「少子化対策に身をもって貢献している」と認めるにやぶさかではない。