LGBT法案の修正案、第二条 定義には以下のような文章がある。
2 この法律において「性同一性」とは、自己の属する性別に ついての認識に関するその同一性の有無又は程度に係る意識をいう。
原案では「性同一性」の部分は「性自認」となっていた。
部会においてLGBT法案推進派は『「性自認」を「性同一性」に変えたから大丈夫だ』というわけのわからない説明をしていたが、両者は全く同じ意味である。
言葉を変えても中身が同じなら修正自体が無意味だろう。
何も変わっていないのに大丈夫などとどうして言えるのか?
インチキもいいところだ。
両者の英訳はともに”gender identity”なのだから、ジャパンハンドラー気取りのエマニュエル大使から見たら修正などされていない。
骨抜きにされたのは修正案ではなく、反対議員の真っ当な意見である。
僕自身、性的な多様性を認めることはやぶさかではないし、そういう友人もいる。
しかしトイレや浴場などという元来「肉体」をベースに分けられたスペースを、心が「性自認」しているからといって無理やり共有させるというのは如何なものか。
こういった過剰な対応が、性犯罪のきっかけになっていることは海外にいくらでも実例があるではないか。
しかも被害を受けるのは女性である。
バイデンの米国が左翼化しているからといって日本まで忖度する必要はない。
米国の「LGBT特使」ジェシカ・スターン来日の前日、2月6日にいきなり今国会会期中にLGBT法案を通すことを命じたのは岸田首相だ。
しかも統一地方選が終わるまでこれに触れないで、選挙後にやおら表面化させた。
またも国民を騙していたのである。
岸田さんがG7でいくら格好の良いことを言っても、自国民の安全を危うくするようでは当然マイナスの評価しかできない。
やはりこの人は日本に害悪しかもたらさない。