二ヶ月ほど前のブログで、ガソリン高騰の話をしましたが、選挙前になってやっと騒ぎになってきましたね。
このニュースにある、岸田総理の3点の指示とは
1.今後の原油市場の動向や国民生活への影響の注視
→今さら注視しなくても十分困ってるんですよ。
2.主要な産油国への増産の働き掛け
→産油国がすぐ値下げするわけないですよね。
3.影響を受ける関係業界への必要な対応の機動的実施
→業界は後回し。消費者への対応が先でしょ。
慎重ですね〜。遅いですね〜。ピントズレてますね〜。
場所によってはもう170円
ところで、
実はガソリンには消費税以外にもガソリン税というものがかかっています。
(他に3つほどかかっているのですが最大がガソリン税。)
もともと1970年代に道路整備の財源のために設けられましたが、道路が整備された現在は、特に用途が決まってない一般財源です。
そしてその税額はなんと
1リットルあたり53.8円
さらにこれに消費税が乗っかってドン!
59.2円
めちゃ高っ!
税金に税金かけるあたりエグい。さすが財務省!
しかも、本来はこの半分の税額だったのですが、なぜか特例で倍額になっています。
ただ、この「倍額の特例」は、さすがに1リットル160円超えたら、やめようぜという仕組みがあったのです。
しかし東日本大震災の時にその適用をいったん停止してしまいました。
でも大丈夫。『やっぱこの日から再開するわ』という日付を法律で決めるだけで復活できるようです。
超簡単。
ということで結論。
もう1リットル160円超えましたよ。
元の法律にのっとって、ガソリン税を半額にしましょう!
これで一気に1リットル税込30円ほど下がります。
原油価格が下がったら、またこっそり戻せばいいじゃん。
もちろん、いやだけど。
立憲民主党の皆さん。
2007年には民主党がこの件で大暴れして「ガソリン国会」と呼ばれたのを、もうお忘れですか?
今回の選挙では、政策で対抗できないので、候補者一本化しか手がありませんよね。
でも共産党と組んだらさすがにみんなドン引きです。
ほらトヨタにも見捨てられたではありませんか。
政権交代とか、自分でも信じてないホラを吹いてないで、もう一回この件で騒いだらどうですか。
トヨタも振り向くかも、
おすすめです。