みなさん、こんにちは!
今回はブロ友さんの「mizu」さんが「ボレロ」を取り上げていたので、その繋がりです。
ホンダ「プレリュード」のCMで覚えている方も多いと思います。
このスコアは大学時代に勝ったものです。(手垢がすごいf^^*))
当時はフランスからの輸入品しかなく結構高価でした。
さて、ボレロは演奏する楽団、指揮者によって結構違いが大きく、とても楽しめる楽曲だと思います。
そして、使われている楽器も面白いものが多く使われています。
① Esクラリネット(E♭管)~通常のもの(B♭管)より短くて少し甲高い音がします。
② オーボエダモーレ~通常のオーボエよりも少し柔らかい音がします。 形状はイングリッシュホルンに近いです。
③ テナーサックス、ソプラノサックス、ソプラニーノサックス
クラシックではあまりなじみではないですね。
譜面ではマイナーの主題をソプラニーノ~ソプラノと受け継い で演奏するようになっていますが、通常演奏ではソプラノサックス奏者一人で演奏することがほとんどです。
(下記楽譜参照。譜面5段目がソプラニーノ。メロディーの途中で6段目のソプラノに引き継がれています)
④ チェレスタ
鉄琴を鍵盤で弾けるようにした楽器です。
というような、面白い楽器が使われています。
さすが「管弦楽の魔術師」と言われたラベルです。
私はこの曲が大好きで、いろんな方の指揮する演奏を聞いてきました。
さて、一番好きな演奏は?
小澤征爾/ボストン交響楽団かな
最近見たのではこの演奏が良かったです。
面白楽器の登場時間を明記しておきます。
Esクラリネット 3:44~
オーボエダモーレ 4:33~
テナーサックス 6:12~
ソプラノサックス 7:02~(譜面ではソプラニーノサックス+ソプラノサックス)
チェレスタ 7:51~
たった2つのメロディーを二十数分間繰り返すだけで、こんなにすばらしい曲になるなんて!
クラシックと楽器のすばらしさを教えてくれる曲だと思います。
そして、この動画の指揮者、沖澤のどかさんの最後に見せる演奏者への敬意がまた素晴らしい!
そんなところを見ながら楽しんでもらえたらと思います。
それでは!