ネットの記事で知りましたが、
総合家電メーカーの日立製作所が「白物家電」の切り売りをするようです!
自宅では日立は冷蔵庫、扇風機を使っております。
確かな技術力、しっかりとした造り、日本製(扇風機は除く)
で印象の良いメーカーだったのに残念に思います。
エアコンでは特許の「ロータリーコンプレッサー」に定評があり、
雪国では多く日立のエアコンが採用されているようです!
かつて家電は日本は王者でしたが、
戦略の失敗、中国のわざとの元安で今は残念な結果です。
富士通はエアコン事業を売却、東芝・シャープが外資、
三洋は松下電器に吸収と外資でしたか??
残るは「まねした電器」こと松下電器(今のパナソニック)、
世界のソニー、元財閥の三菱電機ががんばってるくらいですか??
その松下電器も今やテレビ事業は赤字ですから、、、
三菱電機もオーディオやテレビも撤退しました。
さて、新規の球アンプの進行具合はボチボチで、
他の用事もあり、暑さに参っており、なかなか進みません。
ちなみに前作の6CA7シングルアンプの残留ノイズを測定しましたら、
面白い結果が出ました!
① ボリューム(可変抵抗器)を絞っている状態
残留ノイズ 0.8mV
② ボリューム(可変抵抗器)をMAX開いている状態
残留ノイズ 2.0mV
③ ボリューム(可変抵抗器)を中央より少し開いている状態
残留ノイズ 0.5mV
という不思議な現象が起こりました!
三極管接続・無帰還アンプなのですが、NFBを掛けたような数値です。
普通は可変抵抗器を開いていくうちに残留ノイズ値は段々大きくなるのですが。
それぞれの可変抵抗器の位置でスピーカーに耳を付けてみてハム音を確認してみました。
① 残留ノイズ 0.8mV 微かに聞こえる
② 残留ノイズ 2.0mV まあまあ聞こえる
③ 残留ノイズ 0.5mV さらに微かに鳴っている
(周囲は無音でないと聞こえない)
A.Wさんのオーディオアナライザーで測定した0.6mVというのはこれかもしれません!!
でも音は無帰還アンプですし、ピアノの和音の重なりは若干雑にも聞こえます。
エージングもだいぶ落ち着いたのでしょう。
エレクトロハーモニクス特有の中域の張り感は目立たなくなりました。
無帰還アンプらしい自然な感じでいて中高域の粒立ちは良く、
低音はPPアンプのような力強さはありませんがしっかりしています。
ご覧いただきありがとうございます。