EL34/6CA7シングルアンプは優等生的な鳴り方をするので、

和楽器の「三味線」を久々に聞いてみました。

 

          日本人なのに、、CDの2枚だけです。

          上のは「琴」のCD

 

三味線は弦楽器に部類されるのでしょうが、

クラシックのバイオリンのような豊潤な響きを求められるわけでもないので、、、

クラシックギターに近いのでしょうか??

胴で鳴らす?

ポイントは「歯切れの良さ」ですかね。

日本の楽器・三味線の響き具合はクラシックとジャズの中間に感じます。

 

こちらのスピーカーではなんとかバチの弾き語り音は聞こえました。

 

バチッ! と弾く時、

ベンベンベンと続く時、変にハモらず、何とか聞こえました。

 

三味線も何気に再生が難しいのでしょうか??

バチの弾き具合、さばきと弦の反応の良さ、キレ、立ち上がり、余韻 などでしょうかね。

 

箱が柔いとバチを弾く時の回数が曖昧になったりすると思いますし、

コーン紙の混変調歪みやたわみ(位相の反転)もありますから、、

 

 

試しに2A3シングルアンプでも聞きました。

案外悪くない、キレもあり、橋本トランスの恩恵で細かな響きも捉えております!

でも何かが少し違うようにも??

出音が少しぬるいような、、、

 

 

津軽三味線の独演はひっそりとした時間帯に聞くと、

また格別の演奏になるのでしょうか。

 

真空管アンプで聞く、三味線演奏も味があっていいですよ!

 

ちなみに、写真のCD「琴 日本の調べ」ですが、

冒頭はお正月の定番曲、「さくらさくら」でした(これ目当てで買った)。

いい曲なのですが、、なぜそういえばお正月にさくら?

と感じました。

 

 

ご覧いただきありがとうございます。