ハムと言っても以下のハムではありません!
工業製品の巻線抵抗器のことをハムバランサーと言います。
用途は 交流に含むハムノイズを調整する抵抗器のことです!
真空管アンプの交流点火時によく使われます。
ちなみにトランジスタアンプはリップルフィルターを使って除去してます。
真空管アンプもリップルフィルター使えば良いのですが、、
らしさ が出ないと聞きます。
真空管アンプはハムノイズとの闘いになります!
特に交流点火の場合。
先日ようやくトラブルから解放されたEL34/6CA7シングルアンプですが、
可変抵抗器を絞った状態でスピーカーに耳を近づけたら、
微かにハムノイズが出てました!
*右の方が少し大きいかな
ギターアンプでも定番のEL34/6CA7は傍熱管ですが、
三極管接続をしますとハムノイズが出るようです!
気になってA,Wさんに連絡を取り、またアンプ持参でお店に行きました。
あれこれチェックしてもらいました。
なんと、お店のSPは能率95dbなのですが、ハムノイズが皆無でした!
*目立つ右側は聞けなかった
どうも我が家のFALはもう少し能率が高いようです。
手持ちのカタログを確認しましたら(メーカーHP削除の為)、
一応95dbとなっておりました、、96~97dbくらいなのでしょうか??
測定器で残留ノイズもチェックしましたら、
傍熱管・シングル・三極管接続・無帰還としては「0.6mV」と割りと優秀な数字を出しました。
ただ大きな信号・電圧を掛けた時に測定器が大きく振れるので、
左右で影響し合っているのは確か、
クロスストロークかチャンネルセパレーションが悪いようです。
アンプの可変抵抗器の位置をオリジナルと違って変更しているのでそれが影響しているようですが、
信号線にシールド線を使っているから、そう問題はないはず。
のようです。
実際の可変抵抗器の位置
お手本のアンプでは赤〇部に可変抵抗器が付いておりました!
アンプの理想はやはり「左右独立」のようです、、
スピーカーから音を出せば、左右で混ざり合うから良いのでは?
ではないようです。
B電源の抵抗とコンデンサをどこで左右に分けるか もポイントになるようです。
まあ測定結果は悪くないですし、
今の私の知識・技術ではお手上げなのでいったんは良しとします。
やって、平滑部のコンデンサの容量をアップ+ハムバランサーの追加のようです。
わずかな微かなハムノイズの話ですけどもね!
ハムノイズでは2A3シングルアンプの方が目立つので、
買ったハムバランサーはそちらに使います。
このアンプ、ハムバランサーは使わず、抵抗二本で中点に落としているだけなので、割とハムノイズが目立ちます!
ついでに新しいトランスも買いましたので合わせて載せ替えます。
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