何度か「送信管211 シングルアンプ」を聞いたことがあります。

 

出力トランスは日立金属のファインメット、211を筆頭にNOS管。

回路は武末数馬先生

 

作成者曰く、回路図を参考に組み立てたのだが回路定数が違っていたらしく、

難義したとか です。

 

出音は真空管アンプとは思えない、透明感に富んだ、歪み感の無い音でした。

驚きはボリューム上げても「うるさくない」ことです。

大概のアンプはうるさくなるのですが(エアボリュームも関係あり)、

直線特性が唯一無二の真っすぐが理由とかです。

 

スピーカー DS-2000HR

プリ    C-22のコピー

 

アキュフェーズ、ラックスマン、マッキントッシュ、passや、

フォステックスの特許持ってるおじさんのガレージメーカーなどなど、

いろいろ聞いてきましたが、

音質だけに的を絞れば最高頂、究極のアンプだと感じました。

欠点はパワーが出ないこと。

 

内部動作は1000Vですから、、

素人の私では手も足も出ないアンプでしょう。

 

私の技量ではせいぜいこのクラスのアンプを組み立てるのが限界でしょうか。

これでもPPアンプなので電圧が高いところは300V掛かってます。

 

 

ちなみに材料費だけで60万とか?!

市販モデルではかの「エアータイト」が211シングルアンプを発売してますが、

500万とかです!

 

オーディオはこだわると、いくら金があっても足らないところが悪いところですね。

 

 

ご覧いただきありがとうございます。