出汁に使うにはもったいない いい昆布です。

昆布も地域によって味が異なるようです。

 

昆布、粉末しいたけを水出しして、その出汁を鍋に移し沸騰前に火を止め、

かつおなどの魚介の節を入れ、沈んで1~2分で濾します。

魚の節ですが、沸騰前の温度の方が出汁が出る とのことです。

出汁の取り方もいろいろですね。

 

沸騰して出汁を取っていないので、風味は控えめ、上品、まろやかな印象です。

基準は高野豆腐の出汁です。

味付けは砂糖、みりん、酒、薄口しょうゆ、塩 です。

塩は少々なのですが、有ると無いとでは味の締まりが違います。

 

その出汁でわかめの味噌汁を作りましたが、、、普通の味噌汁でしたよ。

味噌や具材を活かす、まろやかな面もありましたが。
 
 

スーパーに行くと、「だしコーナー」でだしが売っておりますが、

まあ今の時代は「食塩、たん白加水分解物、酵母エキス」が入っております!

 

有名メーカーのほんだしや、

中には「無添加」を謳うだしの素にすら入っております!!

*法律上は添加物ではないから

 

食塩は添加物ではありませんが、だしには不要なものです。

*昆布は案外と塩分が含まれております

旨味成分、保存期間を伸ばす為でしょうが、、

「減塩ほんだし」というのもありますから、、不思議です。

 

で、「たん白加水分解物、酵母エキス」は科学的に抽出したものなのです。

酵母エキスが曲者で、パンやビールに使われるのですが、

それは熟成させる為であって、

酵母エキスは簡単、安価に旨味成分(コク)を追加できます。

今の時代「酵母エキス」どの加工食品にも入っております!

 

酵母エキスに慣れてしまうと、

高級なお店や本来の味が物足りないと感じてしまうようです。

体には悪くはないのでしょうが、味覚にはよろしくないのでしょうね。

某大手は「コクを追加するため」と謳い和風だしに入れているとか??

高級な料亭ではそんなの使いませんよね。

ホリエモンは「脱法うまみ調味料」とかYouTubeで言っておりました。

 

でも酵母エキスにも「有機酵母エキス」というのもあるようです。

そちらは良いようですね。

 

だからと言って、今の時代に「完全無添加」は非常に難しいですから、、

なるべく気をつける、頼らないようにする くらいしかないのでしょうね。

 

 

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