かつて大ヒットした往年の名作・ゴッドファーザー 1972年公開

 

アカデミー賞は作品賞、主演男優賞、脚色賞 受賞

 

もう五十年前の映画なのですね!

素人から見ても面白い映画だと思います。

原作小説(日本語版)を少し読んだことがありますが、映画とは違う印象でした。

 

土台はマフィアの話なのですが、家族愛ベースのホームドラマでもあります。

 

CGは使わず、定番となったあの甘美でノスタルジックな音楽を背景に、

実写映画ならではの表情、描写など人間ドラマが楽しめる作品だと思います。

当時はフィルム撮影だと思いますので、

フィルムならではの質感が陰影さを生み、ドラマの演出に一役買っているかと。

悪く言うと、暗い、辛気臭いところがあるのですが、、

 

ゴッドファーザーも公開まではいろいろあったようです、、

当初は2時間程度で、試写会でつまらんと言われ、

再編集し直して3時間にしたのですから。

 

 

主演は良くも悪くも往年のスター マーロン・ブランド でした。

冒頭は猫を膝に乗せての登場でしたが、インパクトがありました!

これはそこらの猫を捕まえてのアドリブだったようです。

今のドラマなどでは当たり前のシーンですね。

 

マーロン・ブランドはそれまでの演技手法を変え、

今日に続く演技手法を確立したようです。

若者のファッションにもとても影響を与えました(いずれも若い時)。

 

でも当時は落ち目で、この作品がまたスターへ返り咲いた作品でもあります。

 

私はマーロン・ブランドをこの作品を見るまで存じなかったのですが、

まあ一度見たら忘れられないインパクトが残りました、

貫禄、迫力、これがスターなのでしょうね。

 

マーロン・ブランドと言えば、セリフは覚えてこない、共演者には手を出す など、

まあトラブルメーカーでした。

良くも悪くも往年の映画スターでしょうか、

もうこういう方も出てこないでしょうね。

 

ご覧いただきありがとうございます。