時はさかのぼり、数年前の話になります。
知人のご家族の遺品整理でラックスキット A3700Ⅱを譲り受けました。
構成 6CA7(EL34) UL接続 出力45W
その後、アンプに詳しい方に診てもらいました。
音出し直後はブツブツノイズが混ざった音でしたが、
2時間ほど再生していたらそのブツブツノイズは無くなりました。
長~い期間使われていなかったのでコンデンサが抜けていたのでしょう。
如何せん40年前のアンプ、
大きな電解コンデンサの同じ物はメーカーや秋葉原でも当然、既に在庫は無く、
諦めてそのまま使うことにしました。
それから使っておりましたが、入力ゲインの可変抵抗器(ようはボリューム部品)が動かす度に大きくガリガリと鳴っておりました。
やはり気になりましたので、
ようやく今年の1月に部品を入手して可変抵抗器を交換しました。
ついでにけっこう汚れていたのでアンプ本体をふきあげました。
となりますと、当たり前ですが、
内部のバイアス調整用の可変抵抗器、半固定抵抗なども怪しいと思います、、、
既に同じ抵抗値の部品は入手しておりますが、
如何せん自分で組み上げたアンプではないので勝手がわかりませんし、
抵抗値は同じでも規格が違うので困っております。
時々説明書の回路図や実態配線図を眺めております。
GWあたりにそれらの交換をして、バイアス調整などをしてみたいと思います。
ちなみにアンプの出音は40年前に作れた音とは思えません、
独特の趣のある音ですが現代でも通じる音かと思います。
さすが45Wもあるので能率の低いスピーカーでもグイグイとしっかり鳴らします。
ただUL接続なのでどっちつかずのところもあるような気もします。
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