年末の話になりますが、近所のオーディオショップで30年前のトランジスタアンプ・
M-06α(純A級動作 8Ω 出力50W)を中古で購入しました。
トランジスタアンプを所有するのは数年ぶりです。
サイズ、重量(22キロ)もそんなに大きくもなく、
さらにこのアンプ珍しいことに「入力ゲイン」の調整幅が大きいので、
バイアンプ(低音向け)にチョイスしたのです。
中・高音は真空管アンプで。
意外と入力ゲインが調整可能なパワーアンプは今の時代少ないのです、
アキュフェーズくらいですかね。
ちなみに私はA級とAB級アンプの音の違いがわからなかったのですが、
このアンプを自宅のシステムで聞いてみましたらわかりました。
*バイアンプはしていない
経年劣化もあるでしょうが、確かにA級アンプは音質が良いです、
でも音のダイナミック感が聴感上余り感じませんでした、
もちろん出力相応には出ているのです。
案外音のバランスが良いのはAB級アンプなのでしょうかね。
トランジスタアンプは低歪率、パワーも出て、特性が大変に良いのですが、
私の耳では長時間聞いていると飽きてしまったり、よそよそしく聞こえたり、
音の線が全体的に細く感じます。
でもマッキントッシュはトランジスタアンプにも敢えての出力トランスを搭載したモデルがありますね、
そこが趣味の世界なのでしょうね。
そんなM-06αですが購入から数日して片チャンネルから音が出なくなり、
年明けにはメーカーにメンテナンスとなりました。
3週間くらいで手元に戻ってきまして、リレーなどの交換となりました。
お店での購入でしたので無償修理となりました、
ここはやはりお店の購入が安心ですね。
でも鳴り物入りで導入されたM-06αも、
予想外の出来に仕上がった2A3PPの存在ですっかり置物となってしまいました。
当初はM-06αと2A3PPとのバイアンプを考えていたのですが、、、
とは言え今後は分かりませんので所有しておくとします。
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