先週、お客様の運用プランを考えていて
久しぶりに最新金利データを確認したのが
個人向け国債の「変動10年」という商品。
個人向けに発売されている国債の中でも、
適用される金利が、6か月ごとに見直されるものです。
定期預金や固定金利の国債なら
最初に提示された金利が満期までずーっと適用されますが、
この変動国債なら6か月ごと
その時々の金利にあわせて適用されます。
今は金利が低いけれど、将来は金利上がってきそう!と思うなら
ずっと金利が固定されるものより
金利の上昇にあわせて、適用金利が上がってくれるほうが有利です。
一方で、金利が下がってきたら、
当然適用される金利も下がってきます。
ましてや今はマイナス金利時代。
ところが、この変動10年がいいのは、
世の中の金利がどんなに下がっても
この国債に適用される金利は
「0.05%よりも下がることはありませんよ」
と約束されているところ。
今回、データを見て、その威力を実感しました。
基準金利がマイナスで、
本来はそのマイナスの金利が適用されるところ
適用利率は0.05%になっています。
なお、”10年”とあるので、
10年も持ってなきゃいけないの?と思うかもしれませんが、
この「変動10年」は、1年経過すればいつでも換金可能です。
(ただし、直近2回分の利子は調整されます)
この個人向け国債「変動10年」の詳細はこちら。
(財務省の個人向け国債ページにリンクします)
じつは、私、普通預金に大きなお金が置いたままになっている方の
運用プランを考えるのが大好きです。
社会人スタートの銀行の仕事で、
”普通預金に大きなお金を置いておくのはもったいない!”
という意識を刷り込み、叩きこまれたため、
普通預金に寝たままになったお金を見ると
じつはウズウズワクワクしてたまりません。
”これ、お金に働いてもらってないよ~、
お金が寝ている!もったいない!”
という気持ちになってしまうのです。
これが職業病というものなのですね。
では実際のご相談ではどうするかというと、
ご相談者の将来のプランや現在の状況にあわせて
・すぐに使うかもしれないお金
・いざというときのお金
・何年か後に使い道が決まっているお金・・・
というふうに仕分けして金額を割り振り、
その目的にあわせて
ベストな金融商品を割り当てて行きます。
こうすることで、今はわずかの差に見えても
数年、数十年のあいだには必ず差がついてきます。
皆さまもご自身の普通預金に
お金を遊ばせてしまっていないか、
一度チェックしてみてくださいね!
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