以前のブログです。
記述がおかしいところが
あったので修正しました。
マイケル熱が復活した頃、プラバンをみせたくて、ある人(マイケルファンでない)に
見せたら…

かわいいね~とかほめてもらって
うれしかったのだけど…
その人に、
マイケルは、
「白くなったのは漂白したから?」
「マイケルの整形した顔より前のほうが…」

This is it リーサル中のマイケル
などと言われた。
ファンじゃない一般人は、
こんな事を平気に
言ってしまうのだと、
あらためてびっくりしました。
マイケルは、オフ・ザ・ウォールの頃から
尋常性白斑という難病の免疫疾患にかかり皮膚の一部が白く抜ける病気でした。
実は割と日本人にもこの病気になる人は多いです。
その人は看護師でした。
医療に詳しい人なのに…
いまだに、マイケルは、皮膚を漂白してたなんてゴシップを信じている人は普通にいるんだなあと思いました。
整形は確かにしています。
けれど、
整形をしたのには理由がある。
マイケルは、
舞台から落ちて鼻を骨折しました。
復元する時、あなたならどうします?
折角、手術を受けるのに形の良い鼻にできるのならそれを望みませんか?
前歯を折ってインプラントをいれるなら形のいい歯をいれるでしょ?
それとおなじくらい普通のことですよね。
なのに、なぜマイケルは、とやかく言われないといけないのだろう。
マイケルは、ニキビと同じくらい鼻のコンプレックスがあったことを知ってほしい。
元々は、マイケルパパから、
「おまえの鼻は、でかすぎる」と常に言われていたそうです。実の親に顔の一部を非難されるなんて、マイケルは、どんなに傷ついたことでしょう。
親の他愛のない一言が、子供を傷つけてしまう。
マイケルパパは、どんだけマイケルにとって罪作りな親なのか、計り知れない。
小さなマイケルにとって美しさは、憧れだったのではないかと思います。
十分かわいかったのだけどね

だれにも非難する権利は、ない。

動画の中でマイケルは「整形したのは鼻だけ。」と証言している。
整形にみえるのは、プロ集団の整形級のメイクを駆使して常にあたらしい表情を作り続けていたからだ。
けど、整形級のメイクは、肌のトラブルをクリアするためのものでもあった。
白斑病の肌はきれいに真っ白に抜けるわけではない。私達でも目の下のクマを隠すのもすごく大変。
いろんな角度から注目される立場ならメイクは念入りにしなくちゃいけない。
インタビュー嫌いだったマイケルが皮膚病を告白した動画
見ていて辛い。黒人からはなんで「黒人をやめたんだ」という一方的な感情を抱かれ、
白人には、「白人になりたいのかよ」と思われた。
とんでもない。ここには小さい時の鼻と同じように自分ではどうしようもない状態だったことをみんな寄ってたかって面白おかしく取り上げたことに、怒りと悲しみを感じる。
今なら障害のある方に「なんて身体が動かないの?変だね?」とかいいますか?
ジェンダー系の人に「そんなカッコやめたら?」なんていう?
マイケルは、病気で白くなったけど、黒人の誇りをずっと持ち続けていたのに。
「Black or White 」は、
彼女が好きになってくれるのは、白人とか黒人とかが問題じゃないという歌詞でした。
アメリカにはびこる人種差別を華々しいエンターテイメントでスマートに訴えるマイケルは、カッコイイ。
後半の黒人差別に対する
無言のパフォーマンスが、
その当時放送禁止になったことは、
とても残念だ。
たしかに、マイケルの黒人差別に対する怒りの表現が、甘いマイケルとギャップがありすぎて、最初みたときは、びっくりした。
けれど当初日本では、放送されてもなんの物議もおきなかった。
けれど、アメリカ人には当時受け入れることはできなかった。現在でも普通に人種差別が、はびこってる。
肌の色で脅威を感じるのは白人なのか?
でも、日本でも、ほんの十数年前までは、部落や在日の方の差別が平気で行われていた。
今は、学校でいろんな人種の生徒がいるので、子供たちは、差別を知らない。
大人が差別するのをみて不思議にかもしれない。
見た目で、その人には、なんにも悪くないのに差別や偏見をもつことや、
その人の隠された素晴らしさを
見て見ぬふりをするのは、やめよう。
子供や若者にはずかしいもの。
その人の背景に重くのしかかっている病気や境遇を軽く扱うこともやめよう。
人はみんな平等だから。
肌の色、LGBTとか、認知症とか、メンタル疾患とか、いろいろ
みんな、必死に、生きているんだ。

マイケルも必死でだった。
その姿が世界中の人から愛される理由。
まわりの小さな差別や偏見を
もう一度私達一人
みなおして行けたらいいなと思う。
過去ブログで整形について記述がおかしかったので修正しておとどけしました。