わたしの経験上、摂食障害を治したいって思うと、0か100になって
今日もできなかった
ちょっとしかコントロールできなかった(意味ない)
もうどうでも良くなってしまった
など減点方式でできないことに目を向ける傾向がある気がしています。
ただ「ちょっとでもできた」と加点方式で考えるやり方が、こういう症状には本当に大事だって感じています。
例えば
今までだったらスイッチが入ったら苦しくなるまで気づかなかったのが、入った感じがわかった。
とかも結果は一緒でも気付いた時点で大きな変化です。
ただこういうところに目がいかない。
結果の食べてしまったのか、コントロールできたのかにしかフォーカスができない。
分かります。
わたしもそうだったから。
だけどやっぱりいきなり治るってことは多分なくて、気がついたら徐々に
回数が減った
最後から次起こるまでの期間が長くなってきた
食べてる時自覚できることがあった
などの積み重ねで右肩上がりに良くなっていくんだと思うんです。
だから普段から小さい変化を見逃さない。
小さい変化にフォーカスを当てると、その変化が大きくなります。
もちろんホルモンにバランスなどもあるのでこれも波があるけれど、
自分の体なのにコントロールできないと思う無気力感で日々自分に接するのと、徐々に自分がわかってきたぞと手懐けられてきたと思いながら接するのでは明らかに後者の方が良くなります。
自分を知ること。
どういう時にどう思ってそしたらどうなりやすいのか、これは細かく自分を観察していないとわかりません。
そしてそうやって自分を細かく見ることって、自分に愛をもって接してるっていうことになるんですよね。
これも治る要因の一つになります。
だってこの症状の時は自分に対して愛ある接し方はできてはずだから。