BLマンガや・・・いえ、BLに限らず、普通のマンガやドラマや小説でも・・
見たもの、読んだものはほとんどすべて、
登場人物達を、頭の中でりくしょんやシナメンに置き換える癖がついてます
それはもう習慣というか、条件反射というか、自動的に・・
つまりそうやって、シナと会えない時間を妄想で埋めているわけですね
会えない時間が~妄想育てるのさ~~♪って感じです
今年の春の17thアニバーサリーコンが早々とDVDで発売されるとか・・
それはとっても嬉しいんですけど
チキンマニアのカレンダーは来年は無いみたいだし
11月18日のイベントはまたも中国ファン向けらしいし・・
なんだか寂しさがぐぐーーっと迫ってきて・・・(/TДT)/
こんな時は妄想の世界に浸かるのが一番
というわけで・・・
これから書くお話しは
樹要さん(原作鈴木あみさん)のBLマンガ「愛で痴れる夜の純情」を
りくしょんの二人を主人公に置き換えて妄想したお話です
原作は、男が身を売る花降楼という遊郭が舞台のお話なんですが
遊郭ではなく芸能界、という事に設定を置き換えて妄想してみました
遊郭が舞台ということで、原作のお話の中には濃厚なHシーンが数多く出てくるんですけど
私が書くりくしょん版では、さてどうなりますことやら・・
ここからは、妄想、BL、大丈夫という方のみお進みください
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ステージの上で華やかに光を浴びながら歌い踊るアイドル達・・
スターと呼ばれ声援を一身に浴びる彼らには、
ステージを降りた後で、
その美しい身体を使って、勤め上げなければならない、「接待」と呼ばれる仕事があった
事務所のビルの中に設えてある接待用の座敷に向かう廊下で
階段から上がってきた男と鉢合わせになった
「エリック・・」
「おや、王子様 ご機嫌麗しく」
「お前こそ ご機嫌だな 接待で酒でも飲んだのか?お前のことだから客にお酌するより
自分の方が飲んでたんだろうけど」
「客と楽しく飲むのだって接待のうちだろ~が?
1杯飲んだだけでひっくり返るお前と違って俺はこっちもイケル口だからな
それより、お前とこの階で顏合わすの久しぶりだけど
へそんも今日は久しぶりに接待のお呼びがかかったってわけだ
良かったじゃん 」
にやつくエリックを睨みつけながら俺は吐き捨てた
「良かったって・・なにがいいんだよ、接待なんて・・!」
「あいかわらずだねえ 王子様は
新曲出したばっかなんだからせいぜい頑張って売り込まないとだろ?
いっぱい番組出させて貰って歌わない事には、俺と1位争いもできないぜ
ま、出たとこでやっぱり俺が1位だろうけどな」
「そんな事!勝手に決めつけるな! 今週は俺だって・・!」
ムキになって大声を出した俺に、接待相手が待つ部屋まで俺を送る役目の後輩のジニが
「へそんヒョン、ここであんまり大きな声出しちゃだめだよ
もう接待が始まってる部屋もあるみたいだから」と
周りの部屋の様子を見渡しながら、し~っと唇に指を当てた
「ほんと、水と油は顏合わせればこれだから」
俺らの様子を見ながらそう言ったのは、エリックを次の接待に送る役目のエンディだ
「ま、毎回新曲出すたびに1位争いしてる二人だから何でも競い合いたいのはわかりますけど
こんなとこでまで争ってないで、水と油なら水と油らしく、
どうせ交わらないんだからお互い無視しあってたらいいんじゃないですか、先輩方」
何度も俺とエリックのこんな小競り合いを見ているエンディは、ほとほと呆れたという口ぶりだった
後輩からのそんな言われようにますますムッとなった俺は
「別に俺は接待のお呼びがかからないわけじゃない
接待なんかしなくても実力で1位を獲る自信があるからこっちから断ってるだけだ」
そう言い捨ててエリックの横をサッと通り過ぎようとした
「へえ?そうなんだ?俺はまたこれだけ接待が嫌いってのは
よっぽどカラダの方に問題があんのかと思ってたぜ」
「な、なに!?」
「よかったら俺が手取り足取り・・じっくり教えてやろうか?
・・・接待で男のカラダを悦ばせる方法」
コイツは・・・!
「こ、この・・淫乱・・!」
ニヤニヤしながら肩に手を回そうとしてきたエリックを
俺は思いっきり腕を振り回して撥ね除けた
その時、
「・・痛って」
俺が指にはめていた大ぶりの指輪が当たって、エリックの頬にスッと赤く線を引いたような傷を作ってしまった
「あ・・っ・・」
いけない・・顏に・・傷が・・
「まったく!凶暴な王子様だねえ
ヒトの商売道具に傷つけてくれちゃって、どうしてくれんの?」
「う・・・っ」
謝るべきだよな・・そう思ってもなかなか言葉が出てこなくてただ突っ立っている俺に
ジニがおずおずと声をかけた
「ヒョン、もう部屋に行かないと、お客様の事かなり待たせてるよ
早くしないと、俺怒られちゃうよ」
廊下の時計を指さしながらジニが腕を引っ張った
「あ・・ああ、そうだな」
接待に向かうのがイヤで、ジニが部屋に呼びに来てからもかなりグズグズしていたから
今日の接待の相手が到着してからもうかなりの時間が過ぎていた
本当に・・早く向かわないといけなかった
俺はエリックの顏を見ずに視線を落としたままで
「治療代は俺に請求して・・」
とだけ小さくつぶやいて、その場を離れようとした
すると、エリックがいきなり俺の腕をつかんで、ぐいっと身体を引き寄せた
「夜、お前の部屋に行くから」
「え・・?」
一瞬何を言われたのかよくわからなくてポカンとすると
「逃げんなよ、ヘソン」
まるで挑発しているかのようにエリックが唇の片側を上げて俺に向かってウインクをした
こいつは、一体何を考えてんだ・・?
俺はエリックから目をそらし、返事もせずに接待用の座敷が並ぶ廊下を奥へと向かって歩き出した
こんな奴にいつまでもかかわっていられるか・・!
「ジニ、どの部屋?」
「あ、一番奥の・・右側の部屋・・」
「そう、わかった、ご苦労様 もうジニは部屋に戻っていいよ」
「うん、でも・・」
「ああ、ちゃんと俺が座敷に入るのを見届けるのがジニの仕事って・・?」
「・・うん」
俺が接待が嫌いなことを知っているジニは
まるで見張りのような自分の役目を申し訳ながっているように
小さくなって下を向いていた
「大丈夫だよ」
ジニに笑顔を向けた後、俺はスウっと息を吸って座敷の中に声をかけた
「お待たせしてすみません ヘソンです」
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今日の接待の相手
イ・ジフン氏・・
財閥の御曹司で、もう何年も俺の個人的なスポンサーになってくれている人
接待用の座敷で彼の隣に座りながら
だけど、俺はずっとエリックのことばかりを考えていた・・・
さっきの傷・・
大丈夫だっただろうか
跡が残ったりするような傷じゃないとは思うけど・・・
今日まだ接待があったみたいなのに・・
傷のある顔で客の前に出るなんて、俺なら絶対我慢できない・・
・・いや、でもあいつはそんなこと気にするような繊細なタイプじゃないし
そもそも向こうが変なこと言いだしたのが悪いんだし!
お、男のカラダの、悦ばせ方教えるとか・・なんとか・・
あんなこと言うから、ついカッとなったけど
・・・俺のせいでエリックの顔に傷跡が残るようなことにでもなったら・・・
あの、綺麗な顔に・・・
「散々待たせておいて、やっと来たと思ったら上の空だね 僕の話し聞いてるかい?」
ジフン氏に声をかけられ俺はハッとなって顔を上げた
「す、すみません あの、お酒を・・」
とっくに空になっていたらしいグラスに俺は慌てて酒を注いだ
「感情的になるのはエリックの前だけだね、って言ったんだよ」
「そんな事、ないです」
「あるよ 自覚してないの?」
そういいながらジフン氏は俺の身体をグッと自分の胸に抱き寄せた
「・・あ・・・」
「いつもは陶器みたいに真っ白い肌が、今日は部屋に入ってきた時から少し紅潮してたね
ここに来る前にエリックと言い争いでもしてきた?」
「べ、別に、してません・・」
「嘘はいけないなあ 君があんまり遅いから、さっき少し襖を開けて廊下を見てたんだよ
そしたら階段を上がってきたエリックと君が鉢合わせしたところが見えて・・」
「あ・・」
見られてたのか・・・
「白い頬の君も美しいと思うけど、こんなふうに色づいた君を見ると・・・、やっぱり妬けるね」
「・・・」
俺はジフン氏の視線から逃れるように目を伏せ、うつむいた
「話しをするだけで君をこんな風にピンク色にすることはできないけど
こうすれば僕だって・・・・ね・・?」
うつむいている俺の耳元にささやきながら
ジフン氏の手が俺の着ている絹のガウンの裾を割って入ってくる
そのまま腿を撫でられ、ガウンの下は何もつけていない俺自身に触れられた
「あ・・・っ・・」
押し倒され、ジフン氏の唇を胸元に感じながら
俺は黙って目を閉じた
その時瞼の裏に浮かんできたのは、やっぱりエリックの顏だった・・・
つづく・・